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子供におすすめの絵本や教本ベスト7!心を育てる読書をしよう

   

子供への絵本
子供にとって幼少期には、ママが絵本を読んであげることで本に親しむことが心の成長に良い影響を与えます。
その後、徐々に自分で本を読めるようになると、選ぶ本の内容には親として心配な点もあるのではないでしょうか。

できるだけ子供に良い影響を与えてくれる教本などを勧めたいのが親心ですよね。そこで、幼少期から思春期までの幅広い年齢層におすすめの本をご紹介したいと思います。

心に響くおすすめ本3選

『ちょっとだけ』滝村有子(作)鈴木永子(イラスト)福音館書店

弟や妹が生まれ、初めてママを独り占めできなくなったお兄ちゃん・お姉ちゃんの心情がとてもよく描かれてた絵本です。赤ちゃんのお世話に忙しいママには、忙しい中でも大切にしなければならない子供の心に向き合うきっかけとなってくれるでしょう。小さな心で一生懸命頑張るお兄ちゃん・お姉ちゃんにこそ、ママの愛が必要であることを教えてくれる作品です。

『ビロードのうさぎ』マージェリィ・W・ビアンコ(原作)酒井駒子(絵・抄訳)ブロンズ新社

その物を偽物だ、本物だと評価するのは自分自身の心であり、自分が本物だと思って大切にすればそれは本物なのです。ビドーロのうさぎには、高級なレースや高価な値段が付いているだけではありません。他の玩具に比べるととても安い、ボロボロのただのぬいぐるみ・・・しかし、男の子や本物だと思うからこそそこに愛が生まれ、ビロードのぬいぐるみは本物のうさぎになるのです。物を大切にする心、自分の気持ちを大切にする心が描かれたとても素敵な絵本です。

生き方のヒントになるおすすめ本2選

『かがやいてる「いのちのまつり」』草場一壽(作)平安座資尚(絵)サンマーク出版

自分のことが嫌い、自分に良いところなんかない!自分なんて・・・自分なんて・・・!と、自己肯定感の低い子供たちが多い日本の国。そんな国に生きる子供達に届けたい絵本です。すべての子供達にはそれぞれに必ず心があって、その心と素直に向き合えばそこにはキラキラとした輝きが存在する。命ある人は、大人であっても子供であっても、絶対に輝きながら生きるべき価値がある!そんなメッセージが込められています。幼児期から読めるわかりやすさがあります。命の教本としてぜひ手にしてみてください。

『13歳のハローワーク』村上龍(著)はまのゆか(挿絵)幻冬舎

13歳という難しい年頃。しかし、その年齢から広がる未来は無限大です。将来の夢がわからない、何をしたら良いかわからないという子供達のために、自分が興味のある事や好きなことから繋がる数々の職業を紹介しています。決めた職業に向かって努力をするのではなく、発想の転換次第で開ける道はたくさんあるというメッセージが込められています。2003年には514種の職業が紹介され、2010年の『新13歳のハローワーク』には新たに89種の職業が追加されています。

勉強の手助けとなるおすすめ本2選

『1つぶのおこめ さんすうのむかしばなし』デミ(作)さくまゆみこ(訳)光村教育図書

たった1粒のお米が、知恵を使うと翌日には2粒に、4粒に、8粒に・・・とどんどん増えて30日後には・・・!!ズルをすることは良くないという正義心と、知恵を使ってズルを正すことの面白さ、そこにインドのかけざん九九を組み込んで生活の中で発見する算数教本としてもおすすめです。小学低学年から、上は何歳になっても楽しめる絵本です。

『新レインボーことわざ辞典』学研辞典編集部(編さん)学習研究社

オールカラーで子供にわかりやすい解説が魅力のことわざ辞典。小学生でことわざに興味を持ち始めた時に、難しい辞典を見せてもチンプンカンプン・・・ということにならないよう、ことわざスタート時にはわかりやすいものが一番です。子供が耳にするようなことわざを始めとして慣用句、故事成語、四字熟語が1800点収められています。国語の面白さに入り込む、ステップアップのための1冊としておすすめです。

子供たちにたくさんの本を!

おしゃれでも恋愛でも、友達との付き合いでもテレビ番組でも、多くの物事が低年齢化している時代です。子供に与える本も同じく、親からすると「まだ早いのでは?」と感じる物を、子供達が自由に書店で手にすることができます。

しかし、子供の心や将来にとても良い影響を与える本もたくさんあります。
ぜひ書店や図書館に度々足を運んでください。そして、子供の目につく場所に置いてみてください。興味を持って手にしてくれれば、その1冊から子供達の未来が大きく変わるかもしれません。良い本と出会えることを期待しています。




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