子供に算数力を簡単に教える方法。日常生活で実践してみましょう!
2015/08/02
子供の頃から将来にかけて、生活していく上で一生必要になってくる「算数力」。
文字の読み書きも大切ですが、やはりこちらも、子供の頃から身につけておきたいお勉強のひとつですよね。小学校へ入学すれば学校でも学んでいきますが、幼稚園のころだって、周りには「算数に関する事」で溢れています。日常の中で「算数力」を身につける方法を見ていきましょう。
あれ?もしかして「数」に興味があるみたい!
ある程度の数の認識が出来るようになってくると、身近なものを数えることを楽しんだり、「どっちが多いかな?」など考えたりするお子さんの様子を見る事はありませんか?これは「数」に対して興味が高まっている証拠ですから、こうした時には「算数力」を身につけさせるチャンスです。
普段気にしない「センチ」や「グラム」などの単位も、分かりやすく伝えてあげましょう
「難しいからまだ早いかな?」そう思ってしまいがちなのが「センチ」や「グラム」などの「単位」です。お買い物に行ったときなど「100センチのお洋服もう小ちゃくなったから110センチにしよう!身長伸びたんだね!」など、お子さんに関わることを題材にして、お話してあげるだけでいいのです。
体重を量るときも、「あれ?300グラム増えてるね!ご飯モリモリ食べたから大きくなったんだね!」など、「単位を意識付け」するような会話を心がけましょう。「理解する」というよりは「単位というものがあるんだ」と認識させてあげる事が大切です。
すると、今度はスーパーなどで売られているお肉などの表示を見て、「あ!これ300グラムだ!」と手に取ってみると、意外な重さにビックリして、「ぼく、こんなに重くなったんだ!」と生活の中で見たことと、自分の体重のことを結びつけて「グラム」の意味合いを理解していくのです。
小学校へ上がってからの「算数」がグングン伸びるきっかけになります
こんなふうに、幼稚園の頃から「数」や「単位」に親しんでおくと、小学校へ入学してからの子供の理解力は、親しんでいない子供に比べると、明らかに違いが出て来るようです。
「センチ」や「グラム」は2年生になってから学びますが、普段から全く気にして来なかった子供は「?」となってしまいます。明らかに「差」がついてしまっていますよね。ここで「分かる!」と嬉しい気持ちで算数に取り組めると、どんどん勉強が進みますから、学力もますます高めることへとつながっていくのです。
普段の生活の中で、簡単に「算数力」を身につけることが出来ること、お分かりいただけましたか?特別な学習ドリルやテキストがなくても、少し「算数への意識付け」をするだけでいいのです。ブロックの長さは何センチだとか、みかん1個は何グラムだとか、身の回りにはたくさん算数に関する事があると気づくだけでも、世界は変わって見えるかもしれませんね。
「ママの手とパパの手、どっちが大きい?」と聞いた時、お子さんがものさしを持ってきて「5センチパパの方が大きいね!」なんて会話が弾むようになったら楽しいでしょうね!
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