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子供のやる気を引き出すのは「がんばれ!」ではなく「あなたにしか言えない褒め言葉」

      2015/08/02

子供のやる気を引き出す
子供が勉強や運動を一生懸命取り組む姿を見て「がんばれ!」と声をかけることは良くあることだと思います。
だけど、この「がんばれ!」、そう言われても、子供にとっては頑張れないかもしれません。

ではどうして「がんばれ!」ではダメなのでしょうか?

「がんばれ!」は、小さい子供には抽象的なのかもしれません

「がんばってね!」

子供が何かをするときに、励ます意味を込めて掛ける言葉です。
子供だって、こうして応援してもらえることはきっと嬉しいですし、力になると思います。だけど、時には「がんばれ」と言われても頑張れない子供もいるのです。

なぜなら、「どうやってがんばるの?」とその中身が伝わらないからです。

「がんばれ」「努力して」
こうした言葉は、よく考えてみるととても抽象的ですよね。

運動会でかけっこで1番になりたい子供に「がんばって!」と言うだけでは、その頑張り方がわかりません。

「あのブランコまでママと競争してみよう!
 昨日より早く走れるかもね!」

などと、具体的な言葉で伝えてあげると、子供も「こうやって頑張ればいいんだ」とやる気が出てきます。

子供が落ち込んだときの励ましの「がんばれ」も、あまり意味がありません

子供が自分の感情をコントロールすることはとても難しいので、泣いている子供に「泣かないで」と言っても、あまり効果がないことがほとんどです。

この場合にも、「涙ふこうね。もう少ししたらおやつ食べよう!」と、子供が理解できるように話をしてあげることで、気持ちも落ち着きますし、「次にこうしよう」と泣いている自分の次の姿を想像できます。

具体的な行動を親が言葉にして伝えることで、感情のコントロールをうまく誘導してあげることが大切なのですね。

一生懸命頑張れたとき、「凄いね!」ではなくてあなただけの「褒め言葉」をかけてあげましょう

これもよくやってしまいがちですが、「がんばったね!凄いね!」と「凄い」や「えらい」などこれまた抽象的な言葉をかけてしまうことが良くあります。
これも、あまり子供には気持ちが伝わりずらいのに加えて、誰でも言えてしまう簡単な言葉なので、パパママの本当に嬉しい気持ちは、この言葉だけでは子供の心に響かないのです。

もっと効果的なのは、「あなたにしか言えない褒め言葉」なのです。

「園服のボタン、昨日は1つだけだったのに、今日は全部ひとりで留められたね!えらいね!」など、それまでの子供が頑張ってきた姿を、ちゃんと見てあげているんだよ!と、メッセージに添えてあげて欲しいのです。
すると子供はそれまで一生懸命頑張ってきた自分を「認めてもらえた!」感じることができ、そうすると、さらに次へのステップへ進もうとする意欲が自然と湧いてくるのです。

誰でも言えてしまう「がんばれ!」よりも「あなたはこれだけ練習したから出来たんだね」の方が、より一層応援しているんだという気持ちが伝わるのですね。

ちょっとした言葉を添えて、子供の「やる気」につなげましょう。




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