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子供に絵本を読み聞かせる時に大切なこと。心を育てる正しい絵本の使い方とは?

      2015/07/30

絵本の読み聞かせ
絵本が子供の脳や心の発達にとても良い影響を与えることはよく知られている話です。
しかし、ただ読めば良いというわけではありません。
毎日寝る前の時間に絵本を読み聞かせると決めているママもいますが、義務的に読んでいては何の意味もないどころか、かえって子供の心に傷を付けてしまう場合もあるのです。

どういった読み聞かせが悪いのかどう読むのが良いのか、その点を深く掘り下げて考えてみたいと思います。

絵本の選び方

絵本には上限はあるが下限はないと言います。
長くて内容の難しい絵本を小さな子供に読んで聞かせても言葉や内容の意味が理解できず、「面白くない」と感じて本嫌いに繋がることがあります。

しかし、子供が読む簡単な絵本の中には、大人が読んでも非常に面白いと感じる物がとても多くあるのです。
従って、先を急いで難しい絵本をどんどん読ませるよりも、簡単な絵本をたくさん読み聞かせて絵本を好きになることから始めるのがまず最初のポイントです。

子供が眠そうな時や時間がない時に、短くて易しい内容の絵本を読むのも良いことです。子供が「もっと!もっと!」とせがむことが多くなった、自分で文字を読めるようになった、「短~い!もう終わっちゃった・・・」と言うようになれば、徐々に長くて内容の深い物を選ぶようにすれば良いと思います。
中には、子供自身がとてつもなく難しい絵本を探してきて「これ読んで!」と言うこともあるかもしれません。
「まだ早いわ」と言わずに読んであげてください。
難しければ途中で止めれば良いのです。

その絵本を読める時期は、読み聞かせを続けることによって、必ずやって来ると信じてください。絵本とひと言に括っても、ストーリーが深い物、絵に見入ってしまうキレイ・可愛い物、言葉が面白くて笑える物、何かを訴えてくる物など、その内容の幅はとても広いのです。子供が楽しめるのは勿論ですが、親が一緒に楽しめる物を選ぶのも飽きずに続けるコツです。

1冊面白い!と思える絵本が見つかれば、同じシリーズや同じ作者の絵本を探してみると良いですね。絵本は決して安い物ではありません。買って失敗しないように、図書館を利用することもおすすめです。もし読む絵本に迷ったら、図書館の職員におすすめの絵本を紹介してもらうことも良いでしょう。

親も一緒に楽しむことが必須

子供に読み聞かせるのを“義務”だと思ってしまうと、親は毎日の読み聞かせの時間が苦痛に感じてしまいます。
読んでも読んでも寝てくれない・・・何冊読めばいいの!とイライラする日もあるかもしれません。それも思い出のひとつです。
私は毎日寝る前の時間を読み聞かせの時間としてきました。
しかし、やはり私自身が眠かったり、面白くない絵本だったり・・・読みたくないという気分の日もあります。

そういう時であっても「必ず!」と義務として読んでも楽しくありません。言葉が強くなり子供が面白いと感じてくれなくなると、読み聞かせることにデメリットとなってしまいます。
そのような日は、スパッと絵本を諦める事も大切です。絵本を読まず、部屋を暗くして目を閉じ、作ったお話や昔話をして聞かせるのも想像力を働かせるというメリットになります。

子供が絵本の読み聞かせを通して親に求める物

子供は絵本をただただ読んで欲しいのではありません。
お母さんの心が一緒に絵本に向いてくれるという気持ちを感じ、空気を読み、時間を大切にしているのです。絵本に真剣になっている子供の心は、絵本と同時にお母さんに向いています。声を通してお母さんの愛情を感じているのです。
ですから、自分で読めるようになっても“お母さんに読んで欲しい”のです。時々、読んでいるお母さんの横顔を見ているかもしれませんよ!

上手な読み聞かせ方とは

上手に抑揚を付けて読む必要はありません。
感情移入を強くする必要はありません。1~2歳の子供には、自分でページをめくりたがる事もあるでしょう。「まだそこは読んでいない!」と言わず、途中でも飛ばして先へ進んでください。文字を読めない子供なら、話を作っても言葉尻を変えても良いのです。
あまり固く捉え過ぎず、子供との絵本の時間は「自由」に「楽しむ」ことだと考えてくださいね。




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