みんなの子育てガイドブック

子育てに役立つコラムを掲載しています。

子供はいつから塾に通わせる?塾のタイミングと種類まとめ

      2015/07/28

子供を塾に通わせる
塾の問題を考えてみましょう

周りの子がどんどん塾に行き始める、3~4年生。うちはどうしよう?
気になる問題ですね。
今回は、塾にまつわる、良く聞かれるけどなかなか答えが見つからない問題について、考えてみましょう。

①そもそも塾に行かせる?行かせない?

→目的がはっきりしているなら、行かせてもよいでしょう

塾に通い始めると、遊び盛りの子供の時間が減り、親の送迎の負担が増します。また、費用もばかになりません。ですから、塾に行かせるかどうかは、良く考えて決める必要があります。

塾に通わせる理由がはっきりしている事、これを塾に通わせる基準としましょう。

中学受験の準備、学校の授業の補助、勉強習慣の定着など、様々な理由があるでしょう。「仲の良い友達が行くので」という理由は、一見ふわふわしているように見えますが、友達に引っ張られて子供の学習意欲が高まるのを期待しての決断なら、悪くはありません。

いずれにしても、目的がしっかりしていると、「この塾で大丈夫かしら?」と悩んだ時に、目的の達成に近づいているかどうかを判断基準にできます。

また、目的を子供と共有してもよいでしょう。しっかりした子であれば、良い動機づけになります。

②いつから通わせる?

→塾で中学受験用のカリキュラム(学習計画)が始まる4年生が一つの目安です。

①と関係しますが、何のために塾に通わせるか、という問題です。まず、中学受験をするかどうか迷っている場合ですが、低学年であれば、受験するしないを決断しないで通っても大丈夫です。

しかし高学年になると、受験用カリキュラムが始まる塾がありますので、その頃までには決断が迫られます。

一般的な進学塾のカリキュラムは、6年生までの学習範囲を前倒しで終えてしまい、その後は受験用問題を繰り返し解いて受験技術をつける、という内容で進められます。

また、志望校に向けた特別講座も開かれます。なので、「受験しないつもりだったけど、やっぱりすることにした」という決断は、時期が遅いほど準備が大変になります。

受験する可能性が高いのであれば、4年生ぐらいには塾に通わせる方が、塾のスケジュールに無理なく乗れるので、慣れやすいでしょう。

③大手塾?少人数制?個人指導?(家庭教師?通信教育?)

→メリット、デメリットを考慮し、実際に見てから決めましょう

塾のサービスは多様化しており、どれか一つを決めるのは大変です。体験授業に行ってみたり、見学して講師の話を聞いたりして、子供に合った塾を選ぶのが一番ですが、それにしてもある程度の目安が欲しくなります。そこで、それぞれの特徴を下にまとめてみました。

・一般的な学習塾(大人数制)

ひとりの講師が生徒20人程度を担当し、学校と同じスタイルで授業を行います。生徒になじみやすい形式なので、抵抗なく始められるという長所があります。

学習進度が近い生徒同士でクラスが作られるので、恥ずかしさなく学習に取り組めます。また、特に生徒数の多い塾では、自分の学習進度(成績)が一般的に見てどのくらいか把握しやすいです。

短所は、講師の目が行き届かないので、学習のつまづきに気づきにくく、立ち直るのに時間がかかる点、主張が苦手な生徒は埋没してしまう点、友人が多いと、友人に会うのが目的になりがちな点です。

自分から進んで取り組まないと、「やらされてる感」ばかり強くなってしまい、塾に行くメリット(「学習を広げる・深める」)が薄くなってしまうので、注意が必要です。

・少人数制の塾

ひとりの講師が多くて10人までの生徒を担当します。講師と生徒の距離が近く、目が行き届きやすいです。そのため、学習トラブルをこじらせにくいというメリットがあります。

それぞれの学習進度に合った対策と課題がもらえるのも少人数制ならではの長所です。

デメリットは、自分の学力が全体から見てどの程度か分かりにくいこと、少人数なので講師やほかの生徒とウマが合わないと居心地が悪いこと、さらに生徒間で学力の差が激しいと、授業がどちらかに引きずられてしまうことです。

欲求不満がたまってしまうような状況になってしまったら、先を考えると、思い切って塾を変えることも視野に入れるべきでしょう。

・個人指導の塾

生徒が課題を進め、講師が途中途中で指導をするタイプが多いです。

他人を気にせずマイペースでできること、分かるまで指導してもらえること、学校の宿題の質問を聞いてもらえるなど融通が利くこと、上の二つに比べ都合の良い曜日・時間を選べることがメリットです。

デメリットは、塾での友達関係が薄いこと、競争心が芽生えにくいことです。

・自宅での補習(家庭教師、通信教育)

学習習慣が既についている子、積み上げる力のある子であれば、塾に行かなくとも、これらの補習でも力をつけることができます。そうでなければ、自宅での補習はある種の難しさが伴います。

塾の場合、「塾に行く」ことで気分転換となり、「勉強するぞ」という気持ちのスイッチにもなります。しかし家で補習をするとなると、スイッチを入れるのは難しいのです。

なぜなら、家は通常スイッチを切る場所だからです。「避難所」が無くなると、割り切れない子供は、学習意欲が落ちるかもしれません。

終わりに

いかがだったでしょうか。塾で何をしたいかがハッキリしていると、行くか行かないかも、始める時期も、どの塾にするかも、納得して決めることができます。

なかなか難しい問題ですが、一度じっくり考えてみてください。そうすることで、塾に対する不安が消えることでしょう。




おすすめ記事


 - 子育てお役立ちコラム

  関連記事

絵本の読み聞かせ
子供に絵本を読み聞かせる時に大切なこと。心を育てる正しい絵本の使い方とは?

絵本が子供の脳や心の発達にとても良い影響を与えることはよく知られている話です。 …

子どもの散髪
小さな子供の髪を自宅でカットする時に心得たいポイント4つ

子供が小さいうちは、子供自身が美容院に行きたがらない、費用を節約したい等の理由か …

子供が3才までにお金を貯めたい!子供の貯金額…いくらが理想なのでしょうか?貯める方法は?

子供の教育費を考えた時、将来に渡って相当なお金が必要になる事は間違いありませんよ …

読書
子供の言語理解力やコミュニケーション力も高める「素話」を始めましょう!

「本を読む子」は就学後の学習においてもスムーズに勉強出来るので、読まない子に比べ …

育てたい子供の「決断力」。見極める力をトレーニングしよう!

人間が生活を営んで行く上で、大切な場面では必ずといっていいほど「決断」を迫られま …

意外に多い子供の便秘!!その原因と対処法は?

便意を催してトイレに座るけど、便が出てこない・・ お腹だけが痛くて、ウンチが出て …

英語を話せる子供に育てる為の教育法!英語教育は恥ずかしがり屋にならない事が大切です

英語が世界共通言語であるのはみなさん知っていると思いますが、日本の子供たちは、先 …

「どうして勉強するの?」子供の質問に答えられますか?

子供に毎日「勉強をしなさい」「宿題をしなさい」とオウムのように毎日繰り返し言うこ …

子供のやる気を引き出す
子供のやる気を引き出すのは「がんばれ!」ではなく「あなたにしか言えない褒め言葉」

子供が勉強や運動を一生懸命取り組む姿を見て「がんばれ!」と声をかけることは良くあ …

ピアノの習い事
女の子に習わせたい習い事人気ランキング。一位はピアノで英会話も引き続き上位、その理由とは?

女の子が生まれると「こんな女性になって欲しい!」と、子供の幸せを願わずにはいられ …