コミュニケーション力の高い子供に育てる方法は?外に遊びに行くことの大切さ
2015/07/28
近年、文部科学省では「コミュニケーション教育推進会議」を設置し、子供たにのコミュニケーション能力の育成に力を注いでいるそうです。
これからのグローバル化社会へ向けて、自分と他者との関わりをしっかり持つことが出来る子を求めているのでしょう。
では、「コミュニケーション力」を高めるには、どうしたらいいのでしょうか?
「積極的に活動しない」子供たちが増えたと思いませんか?
ある地域のアンケートで「行事に参加しているか」というものがあり、「あまり行かない、行ったことがない」と答えた子供が6割以上という結果がありました。昔は、地域活動も盛んに行われていて、どの子も積極的に参加し、地域の小さなお祭りなどでも、みんな生き生きしていましたよね。
このアンケートからも分かるように、街のコミュニティ自体が衰退してしまい、子供が活動できる場所がどんどん減ってきているのが現状です。
しかし、このような環境ではなかなかコミュニケーションを高めるのは難しいですよね。そこで、小さな子供の頃からパパママにも出来る方法をお伝えしたいと思います。
コミュニケーション力を高める方法1 子供を外へ連れ出しましょう
人間が野生の赤ちゃんライオンを保護し、ある程度成長したので野生に返そうとそたら、シカを見て恐れてしまった…こんな話を聞いたことはありませんか?
百獣の王ライオンでも、育った環境が檻の中と守られた場所だったために、シカでさえ怖い存在になってしまった、というのです。このことからも分かるように、赤ちゃんも小さいからといって、いつまでも家の中だけで過ごすというのも考えものです。
どんどん外へ出て遊びましょう。
見て、聞いて、感じて、たくさんのモノや人がいるんだということを、肌で感じさせてあげて欲しいのです。
そうすることで、子供の知識は広がって蓄えられていくのですね。
コミュニケーション力を高める方法2 普段の会話に気を配りましょう
赤ちゃんも子供も、思った以上に家族の話をしっかり聞いています。特に話ができるようになる1歳頃からは、身近な人の会話を真似して会話をしますよね?
パパやママはもちろん、おじいちゃん、おばあちゃん、おにいちゃん、おねえちゃんなど、周りにいる人すべてから影響を受けます。
ですから、ここで暴言や短縮語などで話していると、子供はそのままを覚えますから、同じ言葉遣いになってしまいます。
普段から、質の高い会話を豊富にすることで、子供の語彙も格段に増えていきます。
コミュニケーション力を高める方法3 しっかり怒られることも大切です
最近の若者が上司に怒られたから会社を辞めてしまった…これも残念ながら良く聞く話です。小さい頃から親に怒られた経験がない為に、こうした行動になってしまうと推測できますよね。悪いことをしたらしっかり叱ることは、とても重要なのです。
小さい頃からの経験は、大人になってからのコミュニケーションにも大きく関わっています。
家の中ばかりいないで、どんどん外へ出かけましょう!
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