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子供の舌・味覚は7歳までに作られる。大切にしたい乳幼児期の食生活

      2015/07/28

子供の味覚
子供の離乳食はすべてを手作りで頑張っている!
と自信を持って言えるママは、どのくらいいるでしょう。

安価で容易く手に入るベビーフードは、本来急な外出時や出先で調理が困難な場合に用いる物であるはず・・・
しかし、あまりに簡単で便利なために日常的に利用するのが当たり前となっているのが現状です。また、まだ味覚がしっかり発達していない2~3歳の頃から味の濃いファーストフードやインスタント食品を日常的に食べさせたり、幼稚園に持って行くお弁当のおかずのほとんどが冷凍食品というご家庭もあるでしょう。

夫婦共働き家庭も多い現代ですから、毎日の食事やお弁当に手をかけていられない!と考える方が多いのも仕方がないかもしれません。

しかし、それらの食品が子供の舌に悪影響を及ぼし、その味覚が一生の物となってしまうと言われれば、考え直そうと思う方もいるのではないでしょうか。
「お袋の味」「家庭の味」という言葉が聞かれなくなった今だからこそ、手作りの大切さをもう一度よく見直してみませんか?

素材本来の味を感じられる舌

離乳食は調味料を使わない薄味が基本ですよね。では、いつから調味料を使うようになるのでしょう。子供が1歳半頃になると大人と同じ硬さ、調理法の物を食べられるようになります。
すると、赤ちゃんだけに特別な食事を作るのはとても面倒だと感じるようになり、大人と同じ濃い味の物を食べさせるご家庭が多いのではないでしょうか。

濃い味の物を食べさせてしまうと、慣れるのはあっという間です。調味料を使わないと「味がない」「美味しくない」と感じるようになってしまいます。しかし、この時期こそがチャンスなのです。

逆に考えて、赤ちゃんの味を基本として大人も薄味の物を食べるようにするのです。薄味に慣れることで生活習慣病や肥満を防ぐとともに、素材本来の味を感じられる舌になっていきます。
一度野菜本来の甘味を知ると、味を濃くすることが勿体ないと感じるようになるでしょう。赤ちゃんの舌は調味料ではなく、野菜やお肉本来の味で育てて行ってほしいと思います。

将来思い出すのは子供の頃に食べた味

時々、無性に子供の頃に食べ慣れていたものが食べたい!と思い出すことはありませんか。それは、まさに7歳までに作られた味覚が影響しているからなのです。「お袋の味」とはそういう事。たとえライフスタイルの影響から食生活の内容が変わっても、将来「子供の頃に食べた味」として一生記憶に残りるのです。
そして、“食べて安心する味”として舌が一生覚えているのです。

子供の舌が記憶しているのが母の味ではなく、ジャンクフードや冷凍食品の味・・・
そうなる事は、悲しいと思いませんか?

“手作り”が育てるのは味覚だけではありません

お母さんが手作りをする家庭では、味覚だけでなく様々な感覚も育って行きます。

キッチンから聞こえてくる包丁のトントンという音。鍋にお湯が沸くグツグツという音。ジャーっと焼く音と美味しそうな匂い。聴覚と嗅覚が育ちます。食器と料理をマッチさせる視的感覚と美的感覚も育ちます。

何より、一生懸命考えて工夫しながら作る料理は、子供に愛を伝えます。食べてくれないからと言って与えるのを止めるのではなく、どうにか食べてくれるように工夫することこそが手作りの醍醐味です。

少し大きくなれば子供と一緒にキッチンに立ち、親子のコミュニケーションを図ることが出来ますよね。作ったものを美味しい!と食べてくれる喜びを子供自身が知り、家族のために頑張ろうと思う力になります。

人間の体は食べた物で出来ています。健康に悪い物を食べている人は不健康になり、健康的な食生活の子供は健やかに成長します。
子供の体と心を支えるのは、愛情たっぷりの母の味です。

舌は正直です。
子供の未来を大きく左右する食生活をしっかり見直し、出来ることから始めてみてください。




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