ポジティブ思考の子供に育てる方法。成功体験を積み上げて自己肯定感のある子供に育てよう
2015/07/28
この「自己肯定感」という言葉、聞いたことありませんか?
最近、幼児教育の現場ではよく使われている言葉です。
一言でいってしまうと「自信を持つことができる」ということ。いつもくよくよする泣き虫さんより、自信を持って何事にもチャレンジできる子になって欲しいと思いませんか?
その方法を見つけていきましょう。
そもそも「自己肯定感」ってなんですか?
「私は存在価値がある、必要な人間だ、大切な存在だ、自分は自分でいいんだ、という気持ちを持つこと」が自己肯定感です。これはようするに「自分のことを愛してあげる」ということです。人間として生まれてきたのですから、何でもプラス思考で、人生を楽しく過ごしていきたいと願うのは、みんな同じですよね。
「自己肯定感」が低いと、マイナスな思考ばかり目立つようになります
自己肯定感が低いということは、常に「マイナス思考」に陥っている状態になります。「自分はダメなんだ」という劣等感を抱いてしまったり、ひどくなると、心を病んでしまうこともあるのです。その結果、人と関わることが苦手になり、ひきこもりや、いじめ、少年犯罪などにつながってしまう恐れもあるというのです。
たっぷりの愛情が「自己肯定感」をアップします
幼い子供は「自己肯定感」をどんどん増やしていくことができますが、それにはパパとママの愛情が必要です。「あなたのこと大好き!」「愛してる!」そう言われて嬉しいと思わない子供はいませんよね。本当に心の底からのパパママの愛情は、気持ちを安定させることにもなりますし、「愛されてる」という気持ちで満たされることでしょう。そういう気持ちが増えることで、ますます「自己肯定感」を高めていくことができるのです。
「できた!」という成功体験を増やし、褒めてあげましょう
トイレトレーニングを例にあげてみましょう。はじめはパンツにおしっこを漏らしてしまうこともあったけど、だんだんとおしっこの感覚がわかるようになって、自分でトイレに行っておしっこができた!!その時の子供の気持ちはどうだったでしょうか。「やった〜!おしっこ1人で出来た〜!」と喜びと自信で溢れていますよね。そして周りで見ていたパパママも、自分のことのように大喜び!。これは「自分を認めてもらえた!」という大きな自信になっていく「成功体験」のひとつです。
こうした成功体験は、身近にたくさんあります。かけっこができた!塗り絵ができた!そうした小さな喜びのひとつひとつが合わさって、大きな「自信」へとつながっていくのです。
「ありのまま」の子供を受け止めてあげましょう
自己肯定感を育てるのに、最も大切なことは、「ありのままの子供」を受け入れ、愛してあげることです。いいところも悪いところも「あなたはあなたでいいのよ」という気持ちを子供に伝えていくことで、子供は自分自身の存在に価値を見いだすことができるのです。
「大好き!」その気持ちを毎日子供に伝えましょう。そうしてお互いが認め合える親子関係を築いていけるといいですね。
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