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親が兄弟姉妹みんなに平等に接することって大切なの?子供が複数いる家庭での子育て術

      2015/07/28

兄弟姉妹
子供が2人以上いるお母さんにとって、兄弟姉妹全員に『平等』に接することは、はたして大切なことなのでしょうか。
兄弟姉妹だから公平に、兄弟姉妹間での差別はいけない、そう言いますが全く同じように接することは非常に難しい、そう私は考えます。

なぜなら、兄姉には兄姉の立場があり、弟妹には弟妹の立場があるからです。それぞれ違う立場で成長して行くのですから、それぞれに見合った接し方をすることの方が大切ではないでしょうか。

では、どのように接するべきなのか、その点を考えてみたいと思います。

兄姉の立場とは?接し方のポイント

一番年上の兄姉は両親にとって最初の子供ですから愛情をたっぷり注がれて、生まれた時から特別可愛がられて育ってきているでしょう。
そして弟や妹が生まれることにより、今まで独り占めしてきた愛情を分け与えなければならないという“我慢”を覚えます。また、自分は年上であるからお手本にならなければ!と、とても頑張りやさんである傾向にあります。

親はその点をしっかり理解し、年上であっても愛情はしっかり届いているという安心感を与えてあげなければなりません。
「お兄ちゃんでしょう!我慢しなさい。」と、弟や妹に玩具や順番を譲ることを求めるのは、小さなうちは出来るだけ避けてあげたいものです。

いくら年上であっても、まだまだ小さな子供のうちは必要以上の我慢はさせず、逆に優先させてあげることで親からの愛情を実感できるでしょう。下の子は必然的に手がかかるのですから、親が目を向ける時間も長くなります。

従い、上野湖は「我慢しなさい」と言わなくても、自然と我慢している部分がとても多いことを忘れないであげてください。 また、ついつい厳しくしてしまうのが兄姉です。最初の子供は親も「しっかり躾けなくちゃ!」と考えてしまうため、厳しくする分、愛情も多く必要とする子になりやすいことを覚えておきましょう。

弟妹の立場とは?接し方のポイント

年上ばかりが我慢をしているかと思えば、そうでもないのです。
弟や妹も、様々な場面で我慢をしています。

「洋服はいつもお下がりばかり」「お兄ちゃんやお姉ちゃんはやってもいいのに、まだ危ないからって止められるのは年下ばかり・・・」等、弟妹にもそれなりの言い分があるものです。「お兄ちゃんの言うことを聞きなさいね。」「お姉ちゃんに生意気言っちゃ駄目よ!」と親に言われるうえに、兄姉から直接言われることも・・・。

言われっぱなしの弟妹をフォローすることも大切です。

時には“特別扱い”も必要です。

年上、年下。どの子も平等に・・・ではなく、どの子も特別に!と考えてみてください。どちらか一方が居ないときにこっそりおやつを口に入れてあげるのも良いでしょう。小さいうちはその程度が大きな効果を発揮します。小学生になれば一方だけが出かける機会も出来ますから、「特別にね」と言ってこっそり2人だけで外食するのもたまには良いですね。

ただし、後々バレると厄介ですので、絶対に平均的に実践しておくことが大切です。また、例えどちらにも特別扱いをしている事がバレたとしても、子供は“お母さんと2人きりで過ごす時間”を嬉しく思うはずですから、実践してみることは決して悪いことではありません。

年上らしく、年下らしく

年上と年下。それぞれに全く同じように接することは非常に難しく、それぞれの立場に沿った接し方をすることが大切なことはお話しました。育児方針で、年上と年下をはっきり区別するというご家庭もあるでしょう。

小さな頃から年功序列をしっかり教えようと決めて、様々な場面でわざとに差を付けるのです。それも方法のひとつで間違えではありません。

しかし忘れていけないことは、差を付けることで不満を抱えさせてはいけない、ということです。子供が心に不満を抱えていては伸び伸びと育つ事が出来ません。不満を満たしてあげることで、お互いを尊敬できる気持ちが育ちます。

気持ちが満たされている子供こそが相手に優しく出来、自分が年上・年下であることを意識して、それらしい立場でしっかりと生きて行く力を身に付けるのです。




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