赤ちゃんの目ヤニが多い!これって異常なの?
なんだかいつもよりも目の開きが良くない!良く見てみると…目ヤニがびっしりと付着していてびっくりしたこと、ありませんか?
もともと赤ちゃんは大人に比べて目ヤニが出やすいのですが、これだけ大量についているとさすがに不安になりますよね。
わたしも子どもが生後2か月の時に朝起きても目を開けないことがあったのです。
でも熱は特にないし、おっぱいも良く飲む…
慌てて小児科に連れて行ったところ眼科の診察領域だからと言われ、すぐに眼科を受診しました。
診察の結果、結膜炎だったのですが、本当にまぶたにびっしりと目ヤニが付着しているんですよ!
でも、実は目ヤニが出るのは様々な原因があるのです。
そこで今回は、赤ちゃんの目ヤニが大量に出た時の原因や家での対処方法などをご紹介します。
赤ちゃんの目ヤニが多く出てしまう原因
赤ちゃんは涙の出てくる管が狭くて小さいので、老廃物をうまく洗い流すことができないために目ヤニができやすいのです。
でも、ほんの少しならまだしも、大量の目ヤニが出ると心配です。
そこで考えられる原因を3つ説明していきます。
・風邪によるもの
風邪をひいて鼻水が出ると、鼻涙管という目と鼻をつなぐ管を逆流して目ヤニとなって出てきてしまうことがあります。
赤ちゃんはまだ顔が小さくてパーツごとの位置が近いので、鼻涙管を通して鼻水が逆流しやすい状態にあるのです。
これは、風邪が治ってくれば自然と症状が良くなってきます。
風邪で病院にかかるときに症状に目ヤニもあることを伝えると、良い薬を処方してくれると思います。
・睫毛内反症(しょうもうないはんしょう)
まつ毛は本来、外から目に入ってくる異物をガードするために生えています。
そのため、まつ毛って案外汚れていることが多いのです。
そのまつ毛が内側に向いてしまっていることで目の中に入ってしまい、一緒に不純物も目に入り込んでしまうことから炎症が起こります。
そのために、目ヤニが多く出てしまうのです。
まぶたの脂肪がすっきりしてくる3歳くらいまでは、まつ毛が内側に向いているのは良くあることです。
しかし、3歳を過ぎても治らない場合には病院で相談をするようにしましょう。
・結膜炎
冒頭で我が子もかかったことをお話しした結膜炎ですが、実は2種類あって「ウイルス性」と「細菌性」が存在します。
うちの子どもの場合は細菌性結膜炎だったので、目薬をさしていたら1週間ほどで感知しましたが、ウイルスが原因の場合は1ヶ月近く完治まで時間がかかることもあります。
もちろん、ウイルス性の場合は家族に移ることも考えられますので、手洗いやタオルの供用を避けるなど対策をしていくことが大切です。
家での対処方法
目ヤニがたくさん出てきてしまった時は、まず濡れたガーゼなどを使って慎重に目ヤニをふき取っていきます。
目ヤニをふいたときに、再び目に入ってしまうことのないようにガーゼを折り曲げながら拭き取るとうまくいきます。
目ヤニの原因が先ほど説明したウイルス性結膜炎だった場合は、感染力が強いので使い捨てができるティッシュなどを使うようにしましょう。
このとき、目ヤニをふいた後しっかり手洗いをしてウイルスを洗い流すことも大切です。
また、空気中のほこりなどが原因で目ヤニが出ることも多いので、普段から掃除を徹底することを心がけて、お布団は日干しした後掃除機でほこりやダニを吸うようにしてください。
眼科へ行って診てもらおう!
目ヤニといっても、継承から重症まで様々な症状があります。
ここでは、病院を受診する目安についてご紹介したいと思います。
・なかなか目ヤニがおさまらない
3日以上多めの目ヤニが気になるときには、なにかしらの病気(結膜炎など)が隠されている場合がありますので、早めに病院へ行きましょう。
・目ヤニの色が黄色、あるいは緑色
目ヤニの色がいつもと違う場合には、細菌感染を引き起こしている可能性大です。
わたしの場合も子どもの目ヤニは気緑がかった色をしていました。
結果細菌性結膜炎だったので、早めに受診することがポイントとなります。
・べたべたしていている
粘り気のある目ヤニが多く出ている場合には、ウイルスに感染している可能性があります。
お母さんにも移ることが多いので、赤ちゃんの目のケアをした後は手を良く洗いましょう。
病院へ行って薬をもらってからも、治るまで時間がかかるので根気良く治していくことが大切です。
まとめ
赤ちゃんの目ヤニ、あまりにも多く出てきてしまうとどうなっちゃうのかとても不安になります。
不安を払しょくするためにも、まずは病院で適切な治療を受けていくことが一番なのではないでしょうか。
普段から赤ちゃんの目ヤニの状態を観察しておいて、少しの変化で気づくことができるようにしておけば早めに治療に取り掛かることができます。
そして赤ちゃんがいる部屋の空間を清潔にして、目に細菌が入らないように意識していきましょう。
そして、風邪をひいているなど免疫力が低下しているときに人ごみに出ないことも大切です。
ウイルスや細菌感染しないように、十分注意しましょう!
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