子どもが発熱!どんな対処をしたら良いの?
子どもが熱を出すと大人よりも遥かに高い熱が出るので、ちょっと焦ってしまいますよね。
うちの子どもは2歳で突発性発疹にかかるまで熱を出したことが無かったので、とても心配しました。
その後はちょこちょこ細かい風邪を引いていますが、やはり1日で治るものの39度台の高い熱が出ます。
そんなときに迷うのが、病院に連れていくタイミングです。
たった1日熱が出ただけで病院に行くと、逆に他の子どもの風邪が移ってひどくなったりしないだろうか?
特にひどい症状がなければ、下手に外に連れ出すよりも家でゆっくり休んでいるのが一番なのではないか?
などなど、悩むことがたくさんありますよね。
そこで今回は、子どもが発熱したときの病院についてご紹介します。
子どもが発熱したときは、病院に行った方が良い?
子どもが発熱したときには、すぐにでも病院に連れていきたくなってしまいます。
しかし、熱の度合いによっては家で休んでいれば自然に治ることが多いのです。
そこで、熱の高さごとに対処法を見ていきましょう!
・38度くらいのとき
子どもの平熱は大人に比べて高いので、だいたい37.5度までは発熱しているとは言いません。
そのため38度ほどの熱ならば「高熱」という部類に入らないので、家で様子を見ても良さそうです。
ただ嘔吐や下痢をしていたり、呼吸が苦しそうだったり明らかに具合が悪そうな場合には病院に連れて行くようにしましょう。
一般的な風邪の諸症状と発熱くらいであれば、家でゆっくりしていれば通常2日程度で良くなります。
発熱が3日以上続く時も、念のため病院に連れて行くようにします。
・39度くらいのとき
子どもの場合、38.5度以上あるときには「高熱」であると言えます。
このくらいの熱になってくると、おでこを触ったときに明らかに熱く感じるので体温を計らなくても発熱していると気づきます。
この場合には、2日以上熱が続くようなら早めに病院へ連れていきましょう。
お風呂も体力を奪われてしまうので体を拭く程度にしておいて、水分補給だけはしっかりおこないます。
簡単に熱が高くなってしまうことが多いので、1時間置きに検温をすることも大切です。
・40度以上あるとき
熱が非常に高く40度以上ある場合には、熱性けいれんを起こすことがありますので、慎重に様子を見ていきます。
夜中に熱が上がってしまっても、けいれん等がなく眠れているようであれば翌朝の受診で大丈夫です。
しかし、けいれんを起こしたりぐったりして水分補給もできないようであれば、緊急事態ということで救急車を呼びましょう。
熱が低くても、この症状があったときは注意!
たとえ子どもの熱がそんなに高くなくても、病院へ行く目安となる症状というものがあります。
・水分をとれない
嘔吐や下痢、そしてなかなか水分をとれない場合には脱水症状になることが多いです。
ただでさえ熱があると汗をかきやすくなるので、より水分補給が必要になるのです。
水分がとれないということは、危険のサインなので病院に行くようにしましょう。
・息苦しくしている
鼻づまりがひどかったり、咳がひどくて息がうまくできなかったりするときは、息苦しくなってなかなか眠ることすらできなくなります。
病院に行くことで鼻水を吸引してくれたり、呼吸を楽にしてくれる吸入薬を使ってくれます。
特に月齢が低い場合には呼吸困難になると怖いので、早めに受診するようにしましょう。
・熱と同時に発疹が出る
突発性発疹に関しては、熱がひと段落したところで発疹が出てくるのが特徴です。
しかし熱と同時に発疹が出るということは、はしかや水ぼうそうなど何か別の感染症などが隠されている場合があります。
汗をかいたことによるあせもという可能性もありますが、やはり素人には判断がなかなかつかないので医師に診察してもらうのが適切です。
この場合には、病院に行く前に電話で症状を説明してから受診するようにしましょう。
解熱剤は使っても大丈夫?
大人であれば、高い熱が出ると解熱剤を飲んで熱を下げることが多々あります。
しかし、子供に関して解熱剤を使用することはどうなのでしょうか。
そもそも熱が出ているのは、体がウイルスや細菌を追い出そうと必死に戦っているからなのです。
そこで薬を使って無理やり熱を下げてしまうと、逆に治るのが遅くなってしまうこともあるのです。
また粉薬の場合は、解熱剤を飲むことで胃を荒らしてしまうこともあります。
子どもの解熱剤はだいたいが座薬なのですが、使用には慎重になる必要があります。
ちょっと熱が高くても元気にしているようであれば、無理やり熱を下げる必要はありません。
しかし、グッタリしていたり熱性けいれんを以前起こしたことのあるような子は39度くらいを目安に、解熱剤を使用するようにしましょう。
解熱剤は対処療法であって、根本的に治療をするものではありません。
あくまで最終手段として、どうしても辛そうなときに使うことをオススメします。
病院に行くタイミングを適切に見極めて、早く治していきたいですね!
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