そろそろ接種時期が来ます!インフルエンザワクチンについて
毎年冬に猛威を振るっているインフルエンザ。
一度かかったことのある人ならわかりますが、とにかくつらいの一言に尽きます。
大人でもつらいと感じるのに、これが小さな子どもがかかると思うと…とても恐ろしいですよね。
そこでインフルエンザを防いだり、かかったとしても症状を軽く抑えたりすることができるワクチンの接種が奨められています。
インフルエンザワクチンは生後半年から接種することができますが、通常きちんと免疫が出てくるのは1歳を過ぎてからといわれているので、1歳を過ぎたタイミングで接種をすると良いそうです。
でも、どのくらいの時期に何回受ければよいものか…あまりよくわからないという人も多いと思います。
そこで今回は、子どものインフルエンザワクチン接種についてお話していきましょう。
インフルエンザワクチン、接種しますか?
インフルエンザワクチンと聞いて多くの人が誤解している点といえば、ワクチンを接種すればインフルエンザにならないということです。
それは、実は間違いでワクチンを打ったとしてもかかるときはかかります。
じゃあやっぱりインフルエンザワクチンは打たなくてもいいんじゃあ…と思ってしまいますよね。
しかしワクチンを事前に打っておくことで、感染したとしても症状が重症化するのを防ぐことができます。
熱が出ても数日で治まったり、重症化による合併症を予防したりすることもできるので、やはりワクチンは摂取しておいたほうが良いのです。
でも、ここでひとつ注意点があるのですが、子どものインフルエンザを予防したいからと言って子どもだけワクチンを受ければよいわけではないということです。
同居している家族全員でワクチンを打って、身近にいる人全員が予防意識を高めていくのが大切なのです。
特にお父さんが電車通勤の場合は、どうしても人ごみに触れる機会が多くなるのでインフルエンザにかかる確率も上がります。
我が家は夫が車通勤なので、電車通勤に比べてインフルエンザにかかる確率は低いのですが…
やはり忘年会シーズンのときには電車通勤になるので、そのときにもらってくる可能性の否定できませんから毎年予防接種を受けるようにしています。
家族全員で、子どもの健康を助けていきましょう!
インフルエンザワクチンを接種する時期とは?
インフルエンザが流行する時期は毎年11月~3月ですので、それに合わせてワクチンを接種する形になります。
ワクチンを打ってから免疫が体につくまで、およそ1ヶ月かかるといわれているので多くが10月初めから検討します。
特に13歳未満の子供に関しては、ワクチンの2回接種が推奨されているため時期に余裕をもって計画することが重要です。
我が家では、毎年10月に入ったらすぐに1回目を接種するようにしています。
そして2回目を11月のうちに摂取することで、流行期までに免疫が付くように準備することができます。
いつもかかりつけの小児科で9月中に予約をして、乗り遅れないように早めに行動します。
ちょっと時期がずれてしまうと、予約がとりにくくなってしまうこともあるので余裕を持っています。
そして普段から免疫力を高めておくことも意識して、風邪などにもかかりにくい体づくりをしていきます。
気を付けたいのは、バランスのとれた食事と十分な睡眠です。
風邪を引いたことで免疫力が下がっていて、そのままインフルエンザになってしまったという話もまわりでよく聞きます。
予防接種を受けるにしても健康な体でないと受けられませんので、秋に入ったら計画通りに準備が進められるように体調を整えておきましょう。
子どもは2回接種が必要だってホント?
1回の予防接種でのインフルエンザ予防確率は15歳までの子どもの場合、68%となっています。
でも、正直この数字って微妙ですよね。
そこで、子どものインフルエンザワクチンの多くは2回接種が推奨されています。
2回ワクチンを打つことで、85%も発症リスクを下げることができるのです。
ちなみに大人は1回接種で55%しか防げないのに対して、2回接種の場合は82%まで予防率を上げることができます。
そのため、小さな子どもがいる家庭では大人も含めて2回接種をしておいたほうがよりリスクを下げることができるのです。
特に子どもが保育園に通っている場合やお父さんが満員電車で通勤している場合、お母さんも働いている場合はそれぞれ2回ずつ摂取しておくと安心です。
しかし、いずれも予防率は100%にならないので、ワクチンを打ったからと言って過信しすぎないことが大切です。
また、各自治体によって子どもはインフルエンザワクチンが無料になるなどの支援がありますが…
やはり、会社などの補助が出ない限りは家族全員で2回接種をすると、かなりの金額がかかってきます。
経済的な面も考慮しながら、2回接種を検討してみてはいかがでしょうか。
子どもが小さいとマスクをつけることやうがいをすることができないので、まずは大人が日常生活からインフルエンザ予防に徹していくのが一番です。
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