ハイハイせずに歩きだしちゃった!このままで大丈夫?
赤ちゃんを育てていくうえで、どうしても気になってしまうのが体の発達面です。
首がすわるところから始まり、最終的にはスムーズに歩けるようになるまでお母さんはハラハラしてしまいますよね。
通常体の発達は首すわりから自分で座れるようになり、つかまり立ちやつたい歩きを経て自分の足で歩くことができるようになります。
さて、この発達の間にハイハイという行動ができるようになるのですが…
中にはハイハイをせずに立ち上がって歩き始めてしまう赤ちゃんもいるんです!
まさに我が家の子どもがそうで、ハイハイをせずに気が付いたら10か月で歩き始めていました。
その当時は、ハイハイをせずに歩いてしまって非常に心配をしていました。
発達面では問題がないのに、順序良く進まなかったことで何か異常が出るのではないかと心配だったのです。
そこで今回は、そんなハイハイをせずに歩き始めてしまった赤ちゃんについてお話していきたいと思います。
ハイハイせずに歩きだすのは悪いこと?
多くの赤ちゃんは、寝返りができるようになって自分で座れるようになるまでの間か座れるようになった後くらいにハイハイをします。
ここで赤ちゃんの行動範囲が一気に広がり、お母さんはますます目が離せなくなるというわけですね。
しかし、少数ではありますがハイハイを全くせずにつかまり立ちをし始めて気が付いたら歩いてしまう子もいます。
でも、母子手帳をよく見てみてください。
発達の目安のところで「ハイハイ」という言葉は出てきません。
重要なのは、首すわりとひとり座り、つかまり立ちとひとり歩きの4点です。
ハイハイは、絶対に通過しなければならない発達の目安ではないということなのです。
我が家の場合は…
我が家の場合には6か月の時に自分で座れるようになってから、あれよあれよという間につかまり立ちを始めて気づいたらスタスタ歩いていました。
家の中でも様々なところにつかまって移動しまくっていたので、その延長で歩けちゃった!という感じでした。
でも、先輩ママにそのことを話したら「ハイハイしなかった子って何か異常が出たりするんじゃないの?」と言われてしまい…
不安になったわたしは、すぐに小児科に行って相談しに行きました。
すると、やはり母子手帳を見せられて「発達の目安にハイハイは含まれていないので、きちんと歩けているなら全く問題はないですよ」との答えをいただきました。
よく「ハイハイをしないと転びやすくなる」などといわれることが多いのですが、抱っこをして腹ばいにさせた時反射的に両手が出ていれば大丈夫なのだそうです。
小児科では、この反射テストもおこなって全く問題がなかったので安心しました。
現在子どもは2歳過ぎになりますが、滅多に転ぶことはありませんし転んだとしても両手をつくので大した怪我にはなりません。
そして、1歳半くらいから気づいたらハイハイをしていました。
少し遠くのものを取るとき、わざわざ立ち上がりたくない場合にハイハイをして移動しています。
ハイハイは「そのうち出来るようになる」というスタンスで問題ないと思います。
心配な時には、発達外来がある小児科などで調べてもらうと安心ですよ!
個人的には先輩ママの意見などより、専門医の意見をきちんと聞いたほうが参考になると思います。
正しい情報のみを選んでいって、不安の少ない子育てをしていきましょう。
大事なのは「遠くに行きたい」という好奇心
ハイハイを促すには、子どもに「もっと遠くに行きたい」という好奇心を持たせることが重要です。
例えば部屋にハイハイができるくらいのスペースをつくることで、赤ちゃんが動きやすくなります。
部屋にあまりスペースがなければ、支援センターなどに行って広々とした場所で思いっきり動かせるように促していけばやる気もアップしていきますよ!
お母さんがしっかり赤ちゃんの様子を見ながら、うつぶせにさせて少し離れた場所で興味を引くようにすると、頑張ってハイハイしだすかもしれません。
我が家では、きちんとした四つん這いのハイハイはしなかったのですが…
お腹を地面につけたままズリ這いはしていました。
よっぽどハイハイが嫌だったのか、毎回泣きながらおこなっていました…。
様々な好奇心をはぐくむためにも、積極的に移動してみたい!という赤ちゃんの気持ちを育んでいきたいですね。
その結果、ハイハイをしないでいきなりつかまり立ちをしたとしてもそのまま「遠くへ移動したい」という欲求が満たされれば、まったく問題はないのです。
歩けるようになればハイハイよりも行動範囲は一気に広くなりますし、本人も様々なものに触れることができるようになります。
ただ、ハイハイをし出すことで今までとは違った育児の大変さも出てきます。
ハイハイをさせる前に、部屋の片づけや危ないものの処理などをしっかりおこないましょう。
ハイハイをし出すころから、細かく小さいものの誤飲事故が起こりやすくなります。
十分注意しながら子どもの成長を見守っていき、一緒にお散歩できる日を楽しみにしていきましょう!
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