離乳食を始めた途端、便秘で苦しがる!なんとかならないの?
離乳食が始まる前はなんともなかったのに、離乳食が始まった途端に便秘になったという子どもも多いのではないでしょうか。
今まで母乳やミルクといった液体のみを摂取していたのが、だんだんとは言え固形に変わるわけですからまだまだ未熟な赤ちゃんの腸も順応するまで時間がかかるのです。
我が家の子どもも離乳食を始めた途端に便秘になってしまい、2歳の今でも定期的に病院に通っています。
病院に通う前までは便を出すたびにすごく苦しんでいて、本人が一番辛いでしょうが親のわたしもとても辛かったです。
いつも顔を真っ赤にしながら踏ん張っても、なかなか出ず…大泣きしながらしがみついてきている姿…
初めて苦しみながら無事に排便を終えたときは、我慢していたものがプツっと切れてしまい、子どもと一緒に号泣してしまいました。
我が子が苦しむ姿は、できるなら見たくないですよね。
そこで今回は、子どもの便秘でどんな悪影響があるのか…
そして病院に行ったほうがいいポイントや、その他の対処法をご紹介します。
子どもの便秘、どんな悪影響があるの?
子どもが便秘になってしまうと、どのような悪影響があるのでしょうか。
まず、一番は便秘が長く続くと便が硬くなってしまって出にくくなるということが挙げられます。
我が家でもそうだったのですが、最終的にはかなり踏ん張ってもなかなか出ず、お尻が切れてしまったのです。
少し出血をしてしまって、次の日にすぐ病院に連れて行きました。
また、排便=痛みを伴うものだという認識が出来上がってしまうと、子どもはなかなか思いっきりいきめなくなります。
そのせいで、余計に便秘がひどくなってしまうことが多いのです。
お腹の中に便が何日分か溜まるわけですから、もちろん新しい食べ物がスムーズに入って行きづらくなります。
そのおかげで食欲がなくなったり、機嫌が悪かったりと体調に変化が出てきます。
大人の便秘もからだに悪影響を与えてしまいますが、子どもにとっても良くないことばかりだということですね。
病院を受診したほうが良いポイントとは?
実は、3日出ていなくてもスムーズに排便ができて特に食欲不振などがない場合には便秘とは一概に言えないのです。
問題なのは、排便時に苦しんでいるかどうかと1週間以上出ないことがあるかどうか。
そして、食欲不振や嘔吐などがあるかということが、受診の目安になります。
わたしは子どもが排便のたびに痛がって苦しがって、辛い思いをしていたのですぐに病院に連れて行きました。
小児科を受診すれば、便を軟らかくしてくれるお薬を処方してくれますので、症状は改善してきます。
でも、やはり一番大切なのは日常生活での食生活や基本的な生活習慣の見直しです。
小さな子どもはまだ、自分の思った通りにすぐ行動はできませんから、お母さんがサポートして便秘改善できるような生活習慣を身につけさせましょう。
子どもの便秘、どのような対処法がある?
では子どもの頑固な便秘に対して、どのような対処法があるのでしょうか。
まず、お腹に良いとされる食事を積極的に食べさせることが大切です。
例えば、ヨーグルトやお味噌汁などの発酵食品を使った食べ物が代表的です。
また、日頃からこまめな水分補給を心がけるようにして、便が硬くならないようにすることも重要です。
一度便が硬くなってしまうと、出口でつっかえてしまい排便時に肛門が切れたり出血したりする原因となります。
また、日中はからだを良く動かすことも大切で、腸の働きを活発化させる必要があります。
いろいろ試してもダメな場合には、病院に行って酸化カルシウム系の穏やかな便秘薬やラキソベロンなどの液体タイプの薬などを使って便をスムーズに出してあげましょう。
便秘がひどいときには、病院で浣腸をされることもあるみたいです。
とにかく、からだに溜まった便を出すことが先決ですから、しっかり医師の指示を聞いて対処するようにしてくださいね。
まとめ
さて、今回は子どもの便秘について我が家の子どもの体験談も交えながらご紹介してきましたが、いかがでしたか?
まず子どもの便秘は非常に苦しそうに、そして痛そうにするので親は正直見ていられません!
本当に我が子が便秘だったときには、辛くて何度も涙を流しながらやっとこさ排便をするといった感じでした。
やはりそうなる前に、早めに病院で診てもらってお薬の力を借りてもいいから早く便を出してあげるのが良いのかなと思います。
それにプラスして、食事内容や生活習慣を見直していけばバッチリです!
今のうちから、しっかりとした排便リズムをつけさせていきましょう!
子どもの頃から便秘と無縁の生活を送っていれば、大人になっても排便のリズムをつかみやすいという人が多いので、ここはぜひ実践して欲しいところです。
我が家も病院での薬と、生活習慣や食生活に気をつけることによって便秘は今ではほとんど起こさなくなりました。
毎日スムーズな排便ができるように、わたしたち親も意識していきたいですね。
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