子供の五感は外遊びで鍛える事ができる!自然とのふれあいが子育てに役立つ理由とは?
2015/07/27
人間の「五感」はお母さんのお腹の中にいる胎児のころに原形が形成されると考えられています。
そして産まれてからもさらに発達をとげるのです。
改めて「五感」について考えてみましょう。
人間の感覚を司る素晴しい「五感」の存在
みなさんもよく知っていると思いますが、「視覚」「聴覚」「味覚」「嗅覚」「触覚」これを総合して「五感」とよびますよね。
一番最初に発達するのは触覚で、お腹の中で指をしゃぶったりしている赤ちゃんのエコー写真など見た事ありませんか?
それも立派に感覚が育っている証拠だというのです。凄いですよね!
「五感」の発達は脳の活性化につながります
先ほどの触覚では、「指しゃぶりをすること=心地いい」すなわち「指に触れた刺激=脳へ伝達」されるのです。
体からの感じる全てのことが脳への伝達信号となり、その繰り返しで脳の神経回路が発達していきます。ですから、五感が刺激されるということは、脳も活性化することにつながるのですね。
昔からの遊びは「五感」を育てるのに最適だったのです
現代の子供たちの遊びと言えば「携帯ゲーム」などの機械的なものが代表になってしまっています。
時代の流れといってしまえばそれまでですが、五感を鍛えることに適合しているとは言えないでしょう。
子供にとって「五感」を鍛えるのに最適なこと、それは「外遊び」です。
とってもシンプルですよね!
どろんこでベタベタになったり、自然の花のにおいを感じたり、山の清々しい緑を見たり…雨やカミナリ、虫に刺されるなどの危険も含めて、自然からは多くの事を学んできました。
友だちと遊ぶことでコミュニケーション能力も身に付きますし、元気に走り回ることで体力もつきます。外へ出て、自然の中で遊ぶことは、五感をフル活用していることになるのです。
テレビやゲームの時間を減らすだけでも効果はあります
現代を生きる子供たちに、テクノロジーを全く与えないで育てるというのも、なかなかできないのが現実ですよね。とはいえ、やはり自然を感じて子供の感性を育ててあげたいとは思いませんか?
ですから、今までのテレビやゲームの時間を少し、外遊びの時間にするだけでいいのです。それだけでも脳の発達が著しい子供は、気持ちも切り替わりますし、外の風や空を感じるだけでも、五感は十分働くでしょう。
もちろん、存分にどろんこもさせてあげたいですね。汚れてもいい格好でのおでかけをおすすめします。
いかがでしたか?
「五感」を鍛えることは、昔から誰もがしてきた「外遊び」の中にあったんですね。
何でも不自由なく遊びを与えられる現代のこどもたちだからこそ、率先して「外遊び」をすることが、改めて必要となってしまっているのかもしれません。
五感が育つということは、アイデアがひらめくための直感力だったり、相手の気持ちを汲み取る力だったり、人間の繊細で最も大切な部分を養うことだと思います。
自然の力を、お子さんにもいっぱい吸収させてあげましょう。
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