なかなか思う通りに言うことを聞いてくれない!イライラしないためには?
イヤイヤ期に突入すると、今まで思い通りにならなかった我が子が、ますます思い通りにならなくなってイライラしてしまうことも少なくありません。
でも、毎日続く子育て…なるべくならイライラを最小限に抑えながら暮らしていきたいものです。
わたしも朝食から着替えに至るまで、すべてがスムーズに進まなくて…
自分が思い描いていた時間通りに事が進まなくて、つい大きな声を出してしまったり、イライラしてしまう事が多々あります。
でも、子どももまだ成長過程にあるので、決して悪気があってイヤイヤをしているわけではないのです。
そこで今回は、そんなイヤイヤ期に突入したお子さんを育てるママに向けて、毎日をイライラしないように過ごすコツをご紹介したいと思います。
時間に余裕を持って行動をするようにする
子育て以外でも、人は時間に追われてしまうとついイライラしてしまいますよね。
子どもがなかなか言うことを聞いてくれないときの感情って、車移動をしていて渋滞にハマってしまい、約束の時間に間に合うかどうかわからなくなってイライラしているときの感情に似ていると思うのです。
このように時間に余裕がなく生活をしていると、子育てでもイライラしやすくなってしまいます。
わたしは、いつも誰かと約束があるときには約束の時間に間に合うように出かける30分前にはすべての支度が済むように、早め早めに準備をさせています。
2歳くらいになってくると、着替えもお母さんがやってあげたほうが早く済むのですが、まず自分でやりたがるのでそれは無理になってきます。
そのため、子どものペースに合わせる事になるので、いつもよりも倍以上の時間がかかると想定していかなければならないのです。
準備さえ先に済ませておけば、心にも余裕が生まれるので…
「急いで急いで!」といった、子どもを急かすようなセリフも出てこなくなります。
30分前に靴下まで履かせておけば、「出発の時間まで一杯お茶でも飲んでおこうかな」などとリラックスできますよ!
嫌がることは、無理やりやらずに自主性を尊重する
イヤイヤ期の子どもは、自立性が育まれているのでとにかく何でも自分でやりたがります。
先ほど例にした着替えの件についても、本当は急いでいるときはお母さんがパパッと着替えさせるのが一番早く終わるのですが、子どもはそれを拒否するのです。
自分でやりたい!という考えが強く、手伝うことを拒むのでお母さんはつい…
「何でさっさと着替えられないの!」
と、感情的になりやすくなってしまいます。
しかし、子どもは自分で何かを成し遂げる事によって、また一歩成長していっているのです。
最初は袖を通すこともできなかったのに、今では時間はかかるけれど、ひとりで脱ぎ着ができる…
靴下も靴も自分で履くことができる…
長い目で見れば、今だけお母さんが見守っていれば後々子どもだけでできてしまうのですから、お母さんは楽ができるということなのです!
イヤイヤをするということは、何かを自分でやりたいと思っていることなので、ここはグッと我慢して子どもの自主性を尊重するようにしましょう。
明るい未来を提案する
買い物に出かけたとき、お菓子売り場やおもちゃ売り場でバタバタしている子ども、見かけますよね。
おそらく我が子も、そんな子どもの一種です。
こんなとき、ついお母さんは周りの目線もあったりして感情的になり、大きな声で
「これはダメ!!」と言ってしまうことが多いと思います。
しかし、ただ単に「ダメ」というだけでは子どもにとっては「何に対してダメと言われているのかわからない」という状態になってしまうのです。
そこで、お母さんは子どもに「帰ったらもっと美味しいおやつが食べられるからね」
などと、今よりももっと明るい未来が待っているから、今は我慢しようねということを優しく伝えるようにします。
荒れ狂っている子どもをひとまず起こして、肩を抱いて同じ目線に立ち、目を見ながらきちんと伝えます。
すると、子どもなりに「帰ればもっと今よりも楽しいことがあるんだ!」と希望が湧いてきてワクワクしてきます。
これでおとなしくさせるのです。
もちろん、約束通り家に帰ってから「もっと美味しいおやつ」を与えることはしなくてはなりませんので、そこは準備が必要ですが…
お店に入る前に、「お店できちんと良い子にしていられたら〇〇してあげるからね」
などと良い条件を提示することも効果的です。
お店でひっくり返って暴れる子どもには、ぜひ試して欲しい方法です。
我が家でも、いつもこの声かけを忘れずにおこなったところ、あまりかんしゃくを起こさなくなりました。
まとめ
イヤイヤ期真っ只中の言うことを聞かない子どもに対してイライラしない方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
時間には余裕を持って行動することは、子育て以外でもイライラしない秘訣ですよね。
そして子どもの自主性にはなるべく従って、自分のことは自分でさせることも大切です。
また子どもに、明るい未来が待っていることを伝えてかんしゃくを鎮める方法もご紹介してきました。
今よりも楽しいことが待っている、と聞くと子どもの意識はそっちにシフトするものなのです。
ときにはイライラすることもあるかもしれませんが、毎日イライラしているようであれば、ぜひこの方法を試して少しでも笑顔で子どもと楽しく生活できるように工夫していきましょう!
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