先輩ママの体験談<ピアノ>幼少期の習い事のメリット・デメリット。
成長が著しい幼少期にどんな習い事をさせるか悩む親御さんも多い中、常に人気の習い事として上位にランキングしているピアノ。英才教育に熱心に取り組むママにも大変人気で、東大生ママへのアンケート調査でも第2位にランキングしています。第1位のスイミングや第3位の英会話と違い、「体力がつく」「学習能力があがる」などといったはっきりとわかりやすい理由があるように感じられないのに人気なのはなぜでしょうか。体験談とともにその理由をさぐってみましょう。
①幼少期のわが子にピアノを習わせる理由
スイミング、英会話と並んで人気の習い事の上位に必ずランクインするピアノ。今では男の子、女の子関係なくとても人気です。その理由を聞いてみました。
- 反復練習により根気良さが身につく。
- 指先を左右バラバラに動かすので、幼少期の早い時期から始めると脳の発達が促される。
- 3歳までの聴力発達期に始めると、聴く力が育つ。
- ピアノが弾けると素敵だから。
- (親御さん本人が)ピアノを弾ける人をうらやましく思い、わが子には弾けるようになって欲しいから。
- 音楽に触れあうことで人生が豊かになりそうだから。
具体的なものからやや漠然とした理由もみうけられます。
②東大生のママ(教養学部生)の体験談
私自身、ピアノも弾けず楽譜も読めないので、弾けるようになったら素敵だな~。それぐらいの感覚で始めさせました。年を重ねるごとにコンクールなどがありましたが、最初のほうは入賞もできませんでした。入賞できる子は「素質のある子」だと思いながらも、うらやましく思う自分もいました。ですが、子供には練習しなさいと口うるさくは言いませんでした。ピアノを好きだな楽しいなと本人が思わないと意味がないと思ったからです。
練習しているはずなのに入賞できなかったり、先生の前でうまく弾けずにくじけそうになったこともありました。落ち込むわが子に「少し器用じゃないだけ。あと少しだけみんなより多く練習したらいいかもね」とアドバイスしました。すると、朝や帰宅後の空いている時間を見つけては練習するようになりました。練習の甲斐あって、今までうまく弾けなかったところが弾けるようになりました。その時の喜びが大きかったのでしょうか「何事もあきらめずに挑戦し続ければできる」という自信につながり、コンクールなどの大舞台でも緊張しない度胸も身についたように思います。今振り返ってみると、このピアノでの経験が受験にも生かせていたのかもしれません。
③メリット・デメリットは?
メリット
- ピアノを習っておけば音楽の基礎が身につく。
- 指先を動かすことで脳が発達する。
- 両手分のパートの楽譜が読めるようになるので、他楽器へも変更しやすい。
- コンクールなどでステージに立つことが多いので、度胸がつく。
- コツコツと努力する根気良さが身につく。
- 目標を持って頑張れるようになる。
デメリット
- 自宅での練習のために楽器を購入しなければいけない。
- 練習の音で近所迷惑にならないか気をつかう。
- コンクールや発表会などは費用がかかる。(ドレス代、先生へのお礼代など)
④まとめ
ピアノの一番の注目点は持続率です。幼少期から初めて大人になった今も続けているという話も聞きます。継続させることによって身につくものが磨きあげられ、それが自信となる。そこに至るまで根気よく努力することで鍛えられる忍耐力。そしてやり遂げた時だけに得られる達成感。大舞台でも緊張しない、一人でも頑張れるといったメンタルが鍛えられるという点が人気の理由なのかもしれませんね。
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