母乳が出過ぎてつらい!赤ちゃんが飲みきれないときは、どうしたらいい?
赤ちゃんのお世話が始まって、「母乳がでない!」という悩みはよく聞くのですが…
反対に「母乳が出過ぎて困る!」という悩みはなかなか聞かないですよね。
しかし、母乳が出てありがたいものの、実際に出過ぎているのもかなり辛いんです!
乳腺炎になりやすくなりますし、あのジンジンとした痛みは、産後のボロボロの体には結構こたえます。
かく言うわたしは母乳の量が多くて、出産当日の夜から湧き出るように出続けていました。
そのため余った母乳は搾乳したりしながら、なんとか与え続けています。
でも、搾乳をしようとしてもなかなかうまくいかないですよね。
わたしの通っていた産婦人科は母乳に特化していない病院だったので、搾乳の仕方が全くわからなかったのです。
そのため、母親に聞きながら搾乳をしていました。
でも、コツをつかまないとなかなかうまくいかないものなんです。
そこで今回は、わたしが経験した母乳が出過ぎて辛かった体験談、そして実践していた搾乳方法、乳腺炎のことについてご紹介します。
母乳が出過ぎて痛い…!
出産当日から急に胸が痛み出してきて、母乳がどんどん出てきたわたしですが…
最初は今まで感じたことのない痛みと違和感で、辛かったです。
特に、赤ちゃんが吸うと後陣痛がどんどんひどくなるという…
そして、乳首を吸う力が強いので痛みが半端なくて最初から泣いていました。
赤ちゃんも、最初は吸うのが下手ですしたくさん飲めるわけではないので、母乳量が安定するまでは特に大変でした。
赤ちゃんが飲みきれなかった母乳が残ってしまい、痛みを感じてしまうこともありました。
熱を持ってしまい、保冷剤のお世話になったことも。
そのため、夜中に起きてひとり泣きながら搾乳していたこともしばしば…。
母乳が出すぎるというのも、最初はかなり戸惑うものなんですよね。
さて、わたしがなかなかうまくいかなかった搾乳ですが、あることをおこなったらどんどん搾乳できるようになったのです。
そこで次の項目で、効果的な搾乳方法についてご紹介していきますよ!
効果的な搾乳方法とは?
うまく搾乳するためには、ちょっとしたコツが必要になります。
そこで、この項目では搾乳のポイントを順番に見ていきたいと思います。
・親指と小指以外の3本指で、乳輪に当てて圧迫する
乳首を圧迫するのではなく、乳輪を圧迫しながら搾乳するとうまくいきやすいです。
反対に乳首を強くつまんでしまうと、痛みが出ることがあるので、あまり触らないようにしましょう。
ただでさえ、産後は乳首が痛いので必要以外刺激しないようにすることが大切です。
・張りがおさまったら、搾乳をすぐやめる
ある程度の痛みや張りがおさまったら、すぐに搾乳をやめて様子を見ましょう。
搾乳を続けると、また新たにどんどん母乳が生産されていってしまいます。
あくまで痛みなどの不快感を抑えるための搾乳ですから、必要な分は赤ちゃんに直接吸ってもらうようにしましょう。
・我が子の写真を見ながら搾乳する
我が子の可愛い写真を見ながら搾乳することで、母乳の出が良くなり、いつもよりもスムーズに搾乳できるようになります。
わたしも、最初は半信半疑だったのですが…我が子の動画を見ながら搾乳していたらあっという間に絞れて張りがおさまりました。
これは、我が子の写真や動画を見ることで、愛情ホルモン「オキシトシン」が分泌して、母乳の出が良くなります。
・長時間搾乳をしないこと
あまり長い時間搾乳をしていると、母乳を出すホルモンがどんどん増えてしまいます。
そうなると、余りを絞る目的で始めた搾乳の意味がなくなってしまうのです。
搾乳は10分以内に抑えて、痛みがおさまったら一度止めて様子を見るようにしてください。
痛みが強い時には、病院へ!
もし、あまりに胸が張って痛みが出たり、熱が出てしまったりしてしまった場合は乳腺炎の疑いがありますので、すぐに病院に行ってみてもらってください。
わたしも3度乳腺炎を経験しましたが、胸がシコリのように固くなって仰向けに寝ることすら困難なくらいの痛みでした。
しまいには38度以上の熱が出てしまい、大変だった記憶があります。
わたしが出産した産婦人科は母乳外来がなかったので、まず乳腺炎を見てくれる病院を探すのに一苦労しました。
婦人科でも乳腺まで見てくれるところって、実はあまりないんですよね。
かといって、軽い症状ではないから助産院も違う気がしますし…。
もし、自分が母乳の出が良いと感じている人は、いつ詰まって乳腺炎を起こすかわかりませんので、事前に乳腺炎のときに駆け込める病院をリサーチしておくと安心です。
痛い中、病院を探すというのも大変ですからね、備えあれば憂いなしですよ!
家での応急処置としては、お風呂に入らないでシャワーにし、冷たい水をかける、保冷剤を使う場合は温度に気をつけて、タオルなどを巻いて調整してください。
また、キャベツの葉を茹でて冷ましてから胸に貼り付けるのも効果があります。
これは、病院の助産師さんもオススメしていましたよ!
病院に行くまでの期間は、このような応急処置で何とか乗り越えましょう!
まとめ
母乳量が多過ぎるお母さんの悩みと搾乳方法、そして乳腺炎になったときの対処法についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
母乳が多過ぎて辛いというのは、「母乳不足=大変」だという考えが中心になってしまっている中では贅沢だと思われて話を聞いてくれないという場合もあります。
しかし、母乳量が多ければそれなりに悩みもでてきます。
しかし、多くのお母さんたちが母乳が出ないと悩んでいる中で、自分の悩みをいうことにも抵抗がありましたし、なかなか話せずにいました。
しかしこれは母乳量が安定してきて、赤ちゃんが飲む分だけ母乳が生産される4ヶ月目くらいまでのしんぼうです!
それからは、定期的な授乳や食事に気をつけていけば、乳腺炎は予防できますし搾乳する必要はなくなってきます。
赤ちゃんが思う存分母乳を飲むことができるようになるまで、ケアを忘れずに頑張って乗り切りましょう!
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