これって突発性発疹?!3歳までの子どもの急な発熱には注意!
その名前の通り、突発的に症状がでることで知られる突発性発疹。
特に赤ちゃんが産まれてから初めて熱を出したときは、この突発性発疹の場合が多いのです。
いきなり高熱が出てしまうので、かなり親としては焦ってしまいます。
わたしは初めて我が子の具合が悪くなったということで、かなり不安になってしまいました…。
我が家の場合は、子どもが2歳になる直前に突発性発疹になりました。
正直、周りの子どもたちがみんな突発性発疹になる中、うちだけかからないので「このままかからないのでは?」なんて思っていました。
ただ、我が子の場合は風邪と一緒の時期にかかってしまったために、突発性発疹だと気づくまで時間がかかってしまったのです。
医師もなかなか判断がつかなくて、結局検査などをして、発疹が出てから気付いたというかたちでした。
そこで今回は、突発性発疹についてお話しした後に我が子がかかってしまったときのことを説明していきたいと思います。
突発性発疹ってなに?
突発性発疹は、ヒトヘルペスウイルスに感染することにより起こる子どもに起こる症状です。
主に生後6ヶ月から1歳くらいまでの小さな赤ちゃんがかかることで知られており、1歳までにおよそ9割がかかると言われています。
3歳までには、ほぼ100%の子どもが感染します。
いきなり高い熱が出て4〜5日続き、熱が下がったと思ったら今度はお腹や背中を中心として発疹が広がります。
高熱が出ても、一般的には風邪症状がないことと、比較的元気なことが特徴です。
しかし、熱が下がった後に起こる発疹が一番の診断のポイントです。
基本的には治療を必要とせず、高熱が出続けてしまったときに解熱剤を使うくらいの対処療法になります。
親が「もしかして突発性発疹なのかな?」と思っても、一応別の病気ということも考えられますから、病院には行くようにしてくださいね。
このときに、いつから熱が出て、熱は何度なのか、風邪のような症状は見られるかということを医師にきちんと説明できるようにしてください。
我が子が突発性発疹になったときのこと
2歳近くになるまで、風邪ひとつ引かずに熱も出さなかった我が子。
しかし、朝に顔を触ったらとても熱いことに気付いて、慌てて熱を計ったらなんと39度超え!
そしてそのとき、初めて鼻水を垂らしているのに気がついて、すぐに病院へ行ってきました。
このとき小児科では、風邪の可能性が高いと伝えられました。
解熱剤と風邪薬のシロップをもらって、3日経っても熱が下がらなければまた来てくださいと言われましたが…。
3日経っても、熱が全く下がらず鼻水も治らず。
ここで、病院で一応血液検査をしてもらいました。
なかなか熱が下がらなくて、突発性発疹だと思っていたのに血液検査までやることになってしまって、とても不安でした。
検査して次の日パッと熱が下がったと思ったら、体の中心からブワーッと発疹が広がっていました。
このとき「やっぱり突発性発疹だったんだ…」と安心したのを覚えています。
血液検査の結果は、もちろん異常なしで発疹が出たことを伝えると、やはり医師でも風邪と突発性発疹を見極めるのは難しいみたいです。
どうやら我が子の場合は、風邪と突発性発疹が重なってしまったようで、鼻水の症状が出てしまっていたようです。
なんとタイミングの悪い!
このようにして、我が子の突発性発疹は無事に終息を迎えたのでした。
熱が下がった後、機嫌が悪いってホント?
突発性発疹といえば、熱が下がって発疹が出ているときの機嫌の悪さから、「不機嫌病」と言われています。
我が子の場合は、発疹が出ているときというよりも高熱中の方が、風邪を併発していたこともあり機嫌が悪かったです。
熱が出ているときは、昼寝が抱っこでないと寝なくて、一日中抱っこひもが手ばなせない状態でした。
しかし、発疹が出ているときは夜寝ないということもなく、特別ぐずるということもなかったですよ!
この不機嫌というのは、子どもによるのかなと思いました。
友達の子どもは、熱が下がってから1週間ほど夜泣きが激しく、とても不機嫌だったそうですよ。
突発性発疹の発疹には、かゆみは伴わないそうです。
しかし、病み上がりで少しお母さんに甘えたいという気持ちも手伝ってグズってしまうのかもしれませんね。
お母さんは1週間ほど辛いかもしれませんが、昼寝を一緒にするなどして睡眠不足にならないように気をつけてくださいね。
まとめ
3歳までのほとんどの子どもがかかる突発性発疹について、わたしの体験談も含めながらご紹介してきましたが、いかがでしたか?
突発性発疹はある日突然、高熱が出てしまうので本当に心配になってしまいますよね。
いくら重症化があまりない症状だとはわかっていても、やはり高熱となると居ても立っても居られませんでした。
不機嫌具合というのも、あまり教科書通りにはいかなくて、実際はそこまで機嫌が悪くならない場合もありますのでそこまで心配しなくても大丈夫ですよ!
まずは病院に行って、医師の診察を受けて突発性発疹の可能性について聞くようにしてみてくださいね。
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