駄々っ子な子どもに苦労していませんか?だだをこねるには理由があるんです!
2016/08/15
スーパーで「買ってかってー!泣」と駄々をこねている子どもを一度は見たことありますよね?
もしくは、今その駄々っ子と戦っている真っ最中かもしれませんね。子どもだから駄々をこねるのはしょうがない、そう思ってあきらめている方も多いのではないでしょうか。
ですが、駄々をこねる子供からしてみれば「理由」がちゃんとあるんです。今までたくさんの親子を見てきて駄々をこね続ける子どものお母さんたちに共通するのもを発見しました。そして駄々をこねない子を持つ親の対応にもやはり共通点がありました。
その共通点を知っていれば、駄々っ子の困ったさんをおりこうさんに変身させてあげることができるのではないでしょうか。
お互い気持ちよく過ごしていけるよう、まずは親から変身してみませんか?
どうしてだだをこねるのか考える
子どもがどうして駄々をこねるのか真剣に考えてみたことはありますか?我が子が、いつ・どんな時に駄々をこねるのか知っていますか?
「あぁ、また始まった・・」とうんざりしているだけのお母さんが多いと感じます。どうしてこんなにもぐずるのか・・考えてみてください。
駄々っ子のお母さんに多くみられるのは、「あやふやな対応」です。スーパーの例でいえば、前回はお菓子を買ってあげていたりするのです。
子どもは「駄々をこねたらお菓子を買ってもらえた。」そう学習しています。だから、駄々こねをやめなくなってしまうのです。
前回買ってもらえたんだから・・とびっくりするくらい続ける子もいるかと思います。そこで根気負けして買ってしまうと、次も駄々をこねることになるでしょう。
公園や遊びでのぐずりも同じことが言えます。それとは別に、ただただ駄々っ子になっている子もいますよね。
そういう子は、ちょっとでも駄々をこねれそうな理由を見つけると駄々っ子になります。これは「あれが欲しい」「もっとこうしたい」という欲求があるからではないことが多いです。
「もっとかまってほしい、甘えたい」そういったサインです。
赤ちゃん返りみたいなものです。
お母さんは忙しくて大変ではありますが、少しでもいいのでその子にママとの時間を作るように頑張ってみてくださいね。そうすることで結果、楽しく子育てできるようになると思います。
駄々をこねる子の対処法
一番の問題は駄々をこねられたときの対処法です。対処法の全体に言えることは「毅然とした態度を崩さない」ことです。
そしてまずは、子どもを落ち着かせます。「ぐずぐず泣いていてはなにを言いたいのか分からない。ちゃんと教えて?」ととにかくなだめることが先決です。
これは駄々をこねているうちに子どももなにがなんだか分からなくなってしまうことが多いからです。落ち着かせたうえで、きちんと話を聞いてあげます。
なにを言いたいのか分かっていても「これが欲しいんでしょ?ダメだって言ってるの!」なんて先回りしないで上げてください。欲しいもの、やりたいことがあるなら子どもに言わせないといけません。
そうしないと「やっぱり話を聞いてくれない!」と怒り始める原因にもなりますし、「これからも駄々をこねれば分かってくれるんだ」と間違った理解をしてしまいます。
うまく話をできない場合には、話がうまく進むよう誘導してあげてください。話を聞き、やはりそれは受け入れられないということが多いですよね。
そしたら、そこで初めて「できない」ということを伝えます。「できない」のには理由がありますよね。
なのでその理由を分かりやすい言葉で伝え、その上で「できない」と理解させてあげてください。始めのうちはうまくいかないかもしれませんが、繰り返していくうちに駄々をこねなくなっていきます。
根気が必要になりますが、ここは踏ん張りどころです。
「できないとき・できるとき」を理解してもらう
大人には普通に理解できることでも、子どもにとっては「矛盾」を感じることって多いものです。なんで昨日は公園で遊べたのに今日はダメなの?
どうしてこの前は4時まで遊べたのに今日はダメなの?
どうして?どうして?
もしもあなたが旦那さんや友人に理由も言われず、有無をも言わさずこのようなことをされたらどう思うでしょうか?どうして?・・って思いますよね。
子どもも同じなのです。ただ、それを上手く言葉にして伝えられないので駄々をこねるしかないのです。どうしたらいいのか、、答えは簡単です。
勝手に決めるのではなく、最初に説明してあげればいいのです。いつもは買わないお菓子を買うときには「今日は運動会頑張ったから特別に一つ選んでいいよ」とかです。
こうして説明しておけば、次回「買って!」と言われても「前回は特別だったよね?」と説明でき子どもも理解します。
といっても子どもですからすぐには引き下がらないかもしれませんがそれもしつけですから徐々に覚えてもらうしかありません。
私は公園に行って遊ばせるとき、時計の読めない我が子にも「今日は4時までだよ」と伝えていました。約束の時間になったら帰る、それだけ。
もし何かあって時間が早まったら子どもにすぐに伝えます。さっきは4時と言ったけど○○ということがあって3時半に帰らなきゃいけなくなったよ」
子どもは不満を言いますが、理由が分かっているのでそこまで駄々をこねるということはありませんでした。
そして大きくなるにつれて理由の意味をどんどん理解できるようになり、我慢もできるようになるのでとっても楽に育児ができました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「あやふや」にすることが一番子どもを惑わせてしまい駄々っ子を助長させてしまうので気を付けてくださいね。
そして、まだ分からない年齢でも優しく説明することで子どもは結構納得してくれるものです。大人と対等にとまではいいませんが、「子ども」ではなく「小さな人」として接していれば自然にできるようになります。
子育ては根気のいることだらけですが、いろんなところで息を抜きながら笑顔いっぱい育児を目指しましょうね。
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