子どもの関節に湿疹が…!素早く治すには皮膚科に行くことが大切!
ふと気付くと、子どもの関節のところに湿疹ができていること、ありませんか?
うちの場合は、子どもの肌が弱くてすぐに湿疹ができていました。
2歳になるくらいまで、カサカサしていたり、かゆそうにしていたり…
見ているこちらの方も、痛々しくて辛かったです。
最初は薬などを使わず、なるべくスキンケアの保湿だけで治そうと思っていたのですが、赤みはなかなか引かなかったのですぐに病院に連れて行きました。
結局、ステロイドのお薬を処方してもらって塗っていたら治ってきたので、定期的に病院に通って無事に2歳前に完治できました。
そこで今回は、季節を問わず子どもに多い、関節にできやすい湿疹についてご紹介します。
目からウロコの、ステロイドに対する正しい知識も説明していきますよ!
子どもの湿疹ができやすい場所とは?
子どもの湿疹は主に肘や膝の裏など、関節の部分にできることが多いです。
これは、関節のシワの部分に汗がたまったり、汚れが付着して細菌が繁殖しやすいためと言われています。
夏場は汗によるもの、そして冬場は乾燥によるもの。
原因は全く違うように見えますが、2つとも子どもの湿疹には大敵なのです。
我が家はどちらかというと冬場の乾燥した季節の方が湿疹がひどかったです。
そのため、湿疹ができやすい関節の場所は念入りにスキンケアをしたり、お風呂で洗うときにこすったりしないように気をつけていました。
医師からは、スキンケアクリームなどは少しベタつくくらいたっぷり塗ってあげてくださいと言われたので、しっかりと塗りこんでいました。
このことで乾燥するのを防ぐことができて、粉をふくようなことはなくなりましたよ!
ひどくならないうちに皮膚科に行くこと!
さて、スキンケア用品だけではどうも綺麗に治らなかったので、ひどくなる前に早めに皮膚科専門医に診てもらったのですが…
医師は「ひどくなる前に来てもらえて良かったです!」と言われました。
どうやら子どもの湿疹がひどくなってから病院を受診するお母さんが増えており、結果治療するのにも時間がかかってしまうというケースが増えているそうです。
我が子の場合は、ちょっとの赤みとかゆみ、そしてカサつきの段階で病院に行ったので、治るのも1週間かからないと言われました。
これがひどくなってカサブタができたりしてから受診すると、1ヶ月以上治療にかかってしまうのだそうですよ!
病院では、ステロイドのお薬1種類と白色ワセリンの保湿剤を処方されました。
ステロイドのお薬を塗ったら、次の日には赤みが完全に引いてかゆみも治まっているようでした。
もう「ステロイド最高!」と思いましたが、実はステロイドはあまり良い見方をされていないようで…
詳しくは、次の項目でお話ししますね!
ステロイドも、使い方を間違えなければ大丈夫!
ステロイドと聞くと…
・1度使うとやめにくくなる
・やめた後症状がひどくなる
・体に良くない副作用が出る
などなど…悪評の方が多いのではないかと思うほどの勢いです。
しかし、医師に聞いたところ、皮膚に塗るタイプのステロイド薬は超長期間にわたって塗らない限り、こういった副作用は心配いらないそうです。
それよりも、まずは炎症を抑えて赤みやかゆみを治してしまうのが先決なのです。
炎症が治らないと、子どもはかゆみを我慢できなくてどんどんかいて症状を悪化させてしまいます。
そうすると、余計に治療期間が長くなってしまうという悪循環になってしまうのです。
そこで、強めのステロイド薬を塗って炎症をしっかり抑えてから、だんだん弱いステロイドに替えていき、薬から卒業するといったやり方をすると効果的なのだと教えてもらいました!
うちの場合は、3段階にわけて、1週間強めのステロイドを塗って赤みやかゆみを取ってから、次の1種類で中くらいの強さのステロイドを使って炎症をさらに叩きます。
そして最後、1週間は弱いステロイドを保湿剤に混ぜて塗って、完全に赤みやかゆみ、そしてカサつきを治して治療終了といったかたちでした。
おかげで湿疹が再発することもなく、今はとても綺麗な肌をしています。
ステロイドは使い方によってはとても効果的で、決して怖いものではないということを頭に入れておくと良いです。
正しいステロイドに関する知識を身につけて、子どもの湿疹を最短で治してあげましょう。
まとめ
子どもに多い関節の湿疹について、ステロイド薬の話などもしてきましたが、いかがでしたか?
重要なことは、とにかく皮膚に異常が見られたら早く皮膚科医に診せにいくことです。
スタートダッシュが遅れると、治療期間もそれだけ長くなり、子どもにも辛い思いをさせてしまいます。
そしてステロイドは、最初から強力なものを使って一気に炎症を鎮めて、それからだんだん弱いものに替えていくという方法なら、癖にもならず安全です。
むやみに拒否することのないように、正しい知識を身につけて信頼できる医師のもと、治療をおこなってくださいね。
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