不眠、疲れが取れない…これって育児疲れ?育児ストレスを感じたら心と体の休息が必要です
子育てをしているパパママ、特に出産直後のママは眠る時間もほとんどなくて、体も心も疲れてしまいがちです。一生懸命なママほどストレスはたまりやすく、疲れがピークに達してしまうと育児放棄などの最悪なパターンも起きてしまうかもしれません。そうならないためにも、心と体の休息をしていきましょう。
なんだか常に眠い…だるい…それはホルモンが作用しているからかもしれません
産まれたばかりの赤ちゃんは、昼夜を問わず授乳しなくてはいけませんね。夜に睡眠時間が取れないだけでもストレスになりますが、それだけが原因ではなく、実はその時期の疲れやだるさは母乳を与えているママにはホルモンが関係していることがあります。
母乳をあげている間は、プロラクチンという催眠作用のあるホルモンが分泌されるせいで眠気を感じることがあるのだそうです。プロラクチンは母性を引き出すホルモンとも呼ばれ、授乳中のママをリラックスさせる効果もあります。だから、授乳が終わるとすぐに眠くなるメカニズムになっているのですね。
社会に取り残された気持ちになったり、誰かと会話していても集中できないんです…
子育て真っ最中のママは、24時間赤ちゃんに付きっきりになり、昼も夜もなくママ業を強いられてしまうことがほとんどでしょう。すると、ふとした瞬間に自分の存在が急に社会から切り離されているような錯覚に陥ったり、たまに誰かと会話をしていても心ここに在らずで集中できなかったり、気持ちが不安定になってしまうことがあります。
これは、ママであれば誰しも経験することです。自分ばかりが大変だと感じたら、迷わず周りの人に助けを求めましょう。赤ちゃんのために自分の力で一生懸命育てたい気持ちも分かります。ですが、時には祖父母や旦那さんに赤ちゃんを預けて、買い物やドライブなど、リフレッシュすることも大切です。
赤ちゃんを少しの時間預けることは、決して後ろめたい事ではないのです。むしろ、赤ちゃんと常に新鮮な気持ちで接するために、自分の時間を作ることをおすすめします。
赤ちゃんはスキンシップが大好き!ママにもリラックス効果があるって知っていましたか?
赤ちゃんはパパやママとの触れ合いが大好きです。最近ではベビーマッサージなどを薦めている産婦人科もとても多いですよね。ベビーマッサージをして赤ちゃんとスキンシップを取る事は、赤ちゃんに良いだけでなく、ママにも幸せな気分にさせる効果があることが分かっています。
これはオキシトシンというホルモンの作用によるもので、別名幸せホルモンとも呼ばれ、スキンシップをするとオキシトシンの分泌がとても盛んになるのです。
反対に、ストレスを感じた状態の時はオキシトシンが分泌されなくなってしまいますから、赤ちゃんとのスキンシップをたくさんして、幸せホルモンで体をいっぱいにしてしまいましょう。
育児中は休息時間を取る事が難しいかもしれませんが、疲れの理由が分かると、解消法も見えてくるものです。赤ちゃんといっぱい触れ合って、時には解放されて、自分の心と体のメンテナンスも十分にしてあげてくださいね。
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