子供が片付けたくなる部屋作りをしてみませんか?親子で片付け上手を目指しましょう
「片付けられない女たち」など、ゴミ屋敷のような部屋に住む若い女性が度々テレビで取り上げられることがありますよね。時間が無いから…片付け面倒だから…など、理由はどうあれ大人になってもこの状態では親としては心配です。幼い頃から片付けることを習慣化してしまえば、こうしてゴミ屋敷にはならないはずです。
子供の目線になって部屋を見渡すと、自然と片付け方法が見えてくるものです
散らかっている子供部屋を見ると、つい「早く片付けなさい!」と子供を叱ってしまいますよね。それは、子供自身で、自分の手で片付けをさせたいと思う親の気持ちからですが、片付けが苦手な子供が、ただ「片付けなさい!」と言われても、その方法が分からないのでは片付けようがないのです。
そこで、親も一緒におもちゃを片付けてみましょう。
すると、いつも使うブロックの入れ物が子供の手に届きにくい場所にあったり、おままごとの食べ物を入れる箱のフタが開け閉めしづらかったりと、子供にとって、片付けが大変だったり難しい場合がある事に気付くでしょう。
「簡単!」「ササッと!」「もうできた!」これが片付けの合い言葉です
整理整頓をきちんとしたい几帳面でキレイ好きのママさんの場合、子供部屋であっても「とことんキレイに」したくなる気持ちは分かります。しかし、子供は大人のように片付けをするのは、そもそも無理だということを理解しなくてはなりません。
子供に片付けを身につけて欲しいと願うのであれば「簡単!」「ササッと!」「もうできた!」です。
例えば、ブロック用の箱、おままごとの食べ物用の箱、人形用の箱…など、おおまかな種類別にフタのない箱を用意します。箱にはそれぞれ中身を示すラベルを貼ると、子供にも分かりやすいですね。これなら、片付けする時、「ササッ」と入れるだけで「簡単」です。中に入れるだけで終わりますから、子供の片付けることが苦にならず、「もうできた!」と短時間で部屋の中がキレイになるので、子供自身も充実感に満たされるでしょう。
学校用具、洋服、おもちゃ、本、布団…収納を一緒に考えて、スッキリな部屋を作っていきましょう
子供部屋には、おもちゃの他にも洋服など、さまざまな物でいっぱいです。これらを収納管理するのは、やはり子供だけでは難しいですよね。おもちゃの片付けが出来るようになったら、洋服の片付けにもチャレンジしてみましょう。ハンガーにかけるタイプのラックなら洋服屋さんみたいですし、本も図書館のように表紙が見えるようなコーナーを作るなど、子供自身が楽しくなる部屋作りを心掛けてあげるといいでしょう。
「じゃあ、ここはお布団コーナーにする?」などと、子供と一緒に片付ける場所を考えたり、子供の意見を取り入れた部屋作りをすると、子供も自分の部屋に愛着を持つようになり、お気に入りの場所は汚したくありませんから、片付けをすることも自主的にするようになっていくのです。
将来、ゴミ屋敷のような部屋でも平気な大人にならないように、キレイな部屋で過ごす気持ち良さを身につけさせてあげたいですね。
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