どうしたらいい?子供の反抗期、小学校の子供の反抗期にはこう接していきましょう
「小さい頃はあんなに可愛かったのに…」小学校や中学校へ行く年齢になると、親との関係性も少しずつ距離が広がっていき、「うるせーな!」などと反抗する態度をとられてしまうと、「一体どうすればいいの?」と頭を悩ませてしまいます。間違えた対応をしてしまわないように、気をつけたいところです。
2歳児のころにもあった反抗期。「イヤイヤ期」とも言います
子供が親に対して反抗的な態度になったり、「これは嫌!」などと自分の意見を言えるというのは、自立心が育ち、さまざまな事への興味関心が広がっている証拠です。ですから、その成長を素直に受け止めてあげたいところですが、あまりにも反抗的にされてしまうと、その対応に困る事もありますよね。
2歳児のころ、「やだ!自分で洋服着る!」などと、とにかく「いやいや」をしていたと思いますが、ある程度自由にさせてあげることで子供は満足し、その欲求を満たしてきたのではないでしょうか。
この年齢の「イヤイヤ期」で一度体験してきているパパママも多いので、小学校、中学校での反抗期も大丈夫!と簡単に考えて間違った対応してしまうと、親子の関係性が崩れてしまう危険もあるので、少し注意が必要なのです。
小学校低学年の我が子が口答えしてきたので、言い返せないくらい怒鳴ってやりました…
小学校へ通うようになると、それまで家中心だった行動も、学校中心の生活へと移り変わっていきます。すると、子供自身の心の中でも変化が生まれ、親に口答えすることも出てくるかもしれません。
幼稚園時代では「イヤイヤ」止まりだったのに、急に反発された事に親も戸惑い「何!その口の聞き方!ふざけるな!」などと子供が言い返せないくらいに怒鳴りつけてしまってはいませんか?
親に対する態度を正そうとしてのパパママの行動ですが、実は、反抗の方法を教えてしまっていることにもなるのです。怒鳴られたことで子供は余計反発したくなるものです。口答えしてきてもムキにならずに、軽く受け流すくらいの余裕を見せましょう。
小学校中学年の我が子の行動が心配なので、過干渉になってしまいます…
3〜4年生になってくると、友達との関係性が大切だと感じ始める頃です。すると家にいるよりも友達と遊ぶことが楽しくなり、家族で過ごすよりも友達と、ということも増えていくでしょう。
すると、家にいない間の行動が気になるあまりに「どこで何をするの?悪い事してるんじゃないでしょうね?」など、必要以上に子供の行動を監視してしまうパパママがいます。これでは、子供は窮屈に思い、親をうっとうしく感じてしまうかもしれません。
「自分の事は自分で決める」経験も大切です。間違いや失敗した時には、フォローやアドバイスをするなどサポートしてあげるのがいいですね。
小学校高学年になると本格的反抗期になっていきますが、親への甘えの気持ちも持ち合わせていることに気づいてあげましょう
今までの反抗とは少し違って「うるせーんだよ!」など、悪態をつくような態度に驚く事もあります。しかし、これは親の反応を伺っていたり、自分の欲求を満たして欲しいけど素直になれない、など、甘えたい気持ちの裏返しでもあるのです。
子供の態度に驚き、全力で叱りたい気持ちも分かりますが、「そんなことでは動じないよ!」という大きな心で接することが大切です。
反抗期は健やかな成長過程です。あまり神経質にならず、おおらかに対応出来る親でありたいですね。
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