集中力のない子供。勉強も習い事も毎日の「ちょっとずつ」で集中力を高めましょう
家で遊んでいる子供の様子を見ていると、やはり好きな事をしている時は「集中しているな」と感じでも、「じゃあ文字のお勉強しようか!」となると長時間座っていられないなど、急激に集中力がなくなってしまうと思いませんか?勉強を集中してやらせるには、一体どうすればいいのでしょうか?
子供の集中力は「年齢プラス1分」とも言われています
さまざまな事に興味を持ち始める2才頃になると、目についたものに駆け寄り、確かめ、また次に興味が出てきた事へ…と、ひとつの事を集中して行なうというのは、なかなか難しいものです。子供の集中力は「年齢プラス1分しか持たない」と言われることもあるように、幼児期の子供はどんな事でもすぐに飽きてしまうのですね。
ですから、2歳児の子供に「この色」何かな?」などと教えてあげたい事があっても数分しか興味が持てない、じっとしていられないのは当然の事なのです。
集中力を高めるためには「毎日ちょっとずつ」の繰り返しを続けましょう
もう少し大きくなってくると、文字やすうじのお勉強もさせたいと考えますよね。そうすると、勉強ドリルなどを子供に取り組ませようと考えるパパママもいることでしょう。
「とにかくたくさん勉強させなくちゃ!」と、1日のうちに、長いと1時間近く机に向かわせて勉強させる勉強熱心なママさんもいるかと思うのですが、子供の成長過程から見ても、「長く勉強してるから良い」とは言い切れません。なぜなら、子供の集中力はとっくに切れていますから、勉強しているように見えても、本当に身に付いているかどうかは疑問だからです。
ここで大切なのは、「毎日ちょっとずつ」を心掛けるということです。
何事においてもそうですが、「繰り返す事」「続ける事」、この2つの事をしっかり守れば、身に付くのは早いのです。
毎日のお勉強を子供にさせるなら、1回5分が限度です!
子供の特性を見てきて分かるように、小学校へ上がる前にお勉強をさせようとお考えならば、「1日1回5分程度」というのを目安にするのがいいと思います。
これはだいたいドリル1ページが終わる程度ですから、場合によっては子供自身が「もっとやりたい!」となるかも知れません。親からしてみたら素晴らしいことなので、その要求に応えてさらに増やしてあげたくなりますよね。しかし、実際に勉強時間を増やしてしまうと子供は勉強したことに満足し、次への意欲が薄れてしまうのです。
「もっと勉強がやりたい!」と、枯渇感をあたえてみるというのも、子供が勉強好きになるポイントです。どうしてもやらせたいなら、朝1回、夕方1回など、時間をあけて取り組ませてあげましょう。
いかがでしたか?子供の集中力を高める為には、「毎日5分を繰り返し続けてみる」という方法がいいかもしれませんね。子供の成長には個人差がありますから、何が何でも5分、という訳ではなく、子供が勉強や習い事を楽しく取り組める時間設定をするようにしてあげましょう。
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