「勉強しなさい!」って言いたくない…進んで勉強する子って、何が違うの?
比べたくはないけど、やっぱりよその子を見ていると「あの子はいつも成績優秀よね、何でうちの子は出来ないんだろう…」とため息をつきたくなってしまうこと、ありますよね。自分から進んで勉強する子って、実は育て方に秘密があったようです。
「勉強しなさい!」のひとこと…実は子供に勉強させるためには逆効果だったのです
学校から帰ってくると、ランドセルを放り投げてゲームを始める子供…、宿題だってきっとあるのに、全然やろうとする気がありません。そんな様子を見かねて思わず「早く宿題やっちゃいなさい!」「勉強しなさいって言ってるでしょ!」など、子供に対して言ってしまいますよね。
そんな、親なら誰でも言っているこの言葉、実は子供にとっては逆効果だったのです。
この言葉を聞いた子供は「ゲームしてるのに…」「今やろうと思っていたのに!」と、反発するような気持ちになるでしょう。そして、勉強そのものが「親にやらされている」という感覚にもなるので、勉強=嫌なもの、という図式が出来上がってしまうのです。
勉強をして欲しいと願うなら、「少しだけ得意」をいっぱい増やしてあげましょう
これから小学校へ入学するお子さんであれば、「もじ」や「かず」など、少しずつ取り組んでいるご家庭もあるかもしれませんね。
もちろん、これも立派に「勉強」です。そしてお子さんにとっては初めての経験になります。親御さんも、初めてお子さんが書いた「ひらがな」には、きっと大喜びしたのではありませんか?「すごーい!上手だね〜!」きっとこんな言葉をお子さんにかけたはずです。それを聞いた子供も嬉しくなり、さらに字を書こう、もっと上手に書こうと、一生懸命取り組むでしょう。
このように字を書く事でもわかるように「少しだけ得意」になることが、お子さん自身の「やりたい」につながっていき、「やりなさい!」と言われなくても、自分から取り組む子供になるのです。
絵でも計算でもピアノでも!人よりもちょっと上手になれる事を見つけて「得意感覚」を養いましょう
小学校では同じクラスの友達と同じ授業を受け、同じテストをしますよね。そこで「自分は人よりもこれは得意なんだ!」と子供自身気づき、「もっと頑張ってみよう!」という感覚になります。これが「得意感覚」です。
この得意感覚が芽生えると、親から言われなくても自主的に取り組んだり、もっと上手になれる方法は何だろう?と、子供自らが進んで行動を起こします。こうなれば、親は子供の頑張りを見守り、困った時に手を差し伸べてあげるだけで十分です。
受験を控えた学習塾では、長時間机と向き合い勉強に取り組ませますが、これは受験には効果があるかもしれませんが、終わった後、その子の知識になっているのかは疑問です。やはり、実力を伸ばすには、子供の学習への意欲を育ててあげることなのです。
いかがでしたか?「勉強しなさい!」を減らすためには「これ得意なんだね!上手だね!」と得意な分野を探して褒めてあげることが大切なのですね。
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