「うるさい!静かにしなさい!」つい怒鳴ってしまって自己嫌悪…冷静になるために「私は…」とつぶやこう!
スーパーでお買い物をしている時、「ママ〜これ買って〜!!!」と大騒ぎされてしまうと、「うるさい!静かにして!」と、つい怒鳴ってしまうこと、ありませんか?その時は周りの目も気になるし、子供を黙らせるために言ってしまったひとことですが、後で冷静になってから考えてみると「言い過ぎたかも?」と反省する毎日…何か、いい方法はないのでしょうか?
子供に言い過ぎてしまうのは、親の深い「愛情」のせいでもあります
スーパーやデパートなどで「これ欲しい〜!買って〜!」と子供に駄々をこねられた時、買ってあげるかどうかの判断を瞬時にしていると思うのですが、「買わない」と決めた時はたいていの場合、「自由になんでも手に入るわけではない事を教えたい」「我慢する事を覚えて欲しい」など、お子さんのしつけ、モラルなど、将来の為を思っての行動と言えると思います。子供を思ってのこと、つまり「愛情」があるからこそ、「買わない」という判断を下したわけですよね。
それに、長い時間うるさくしていては、周りの迷惑にもなると思うあまり、子供に対して「うるさい!」と怒鳴る結果になってしまう、そうした状況が多いのではないでしょうか。
しつけ、モラルを教えようとすると、何かと口うるさくなってしまう…どうしたらいいの?
出しっ放しのおもちゃを見つけて「片付けなくちゃダメでしょ?何度言われたら分かるの?」と、くどくどと説教してしまったり、「もう知らないから!」とキレた態度を取ってしまったり…これは、子供にきちんとしたしつけをさせたいと願っているからなのですが、その真意が子供にはなかなか伝わらないので、パパもママも頭を抱えてしまうこと、きっとあると思います。
その時、目につくのは「どうして出来ないの?」という子供の行動ですよね。そこに注目してしまうから「なんでこうなの?〜しなさい!」という言葉になってしまい、その思いを子供にぶつけてしまっているのです。
そこで、「ママは片付けて欲しいんだけどな〜」と、まず「私は〜」「自分だったら〜」と一人称で子供に話かけてみましょう。すると、不思議と冷静になれるので、一方的に子供を責めるようなことはなくなります。
「また説教しちゃった…」次は自分を「客観視」して見るようにしよう!
それでも、やっぱり口うるさくしてしまったり、怒鳴ってしまって落ち込んだ時は、もしまた同じような状況になってしまった時、「自分を遠くから客観視する」と、強く覚えておきましょう。
その時の自分を第三者の目線で見てみると、「もうおやつの時間なのに子供が片付けないからイライラするのね」など、その理由が見えてきます。「じゃあ、おやつの10分前になったら片付けするように伝えてみようかな」など、違った方法を探す手がかりが見つかるかもしれません。
子供への愛情がイライラに変わってしまわないように、「私は〜」とひと呼吸おいての会話、心掛けてみてくださいね。
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