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赤ちゃんの「乳幼児揺さぶられ症候群」が増えている!?その「あやし方」…気をつけて!

   

illust991産まれて間もない赤ちゃんは、言葉を発する代わりに「泣く」という行動で周りの人に自分の気持ちを伝えています。「抱っこして欲しい」「お腹がすいた」などを知ってもらうのですね。しかし、そうした理由も見当たらず、抱っこしても泣き止まない赤ちゃんにイライラしたりパニックになってしまったり…。そんな時の「あやし方」は、赤ちゃんを危険にさらしているかもしれませんよ!?

「乳幼児揺さぶられ症候群」とは?

近年、子供の虐待が問題になり、その中でも乳幼児が死亡するというケースも多く聞きますが、そこで死因になったと考えられる事のひとつに「乳幼児揺さぶられ症候群」というのがあげられると思います。

これは、赤ちゃんが泣き止まないからと、周りがから見て「あんなことをしたら危険だ」と思うくらい、乳幼児を激しく揺さぶったりした時に起こる「重症な頭部損傷」のことを指し、脳が頭蓋骨に何度も打ち付けられて損傷し、頭蓋内出血が原因で重い障害が残ったり、視力を失ってしまうなど、ひどい場合には死に至ることもあります。

不況とともに「揺さぶられ症候群」が増えたというデータもある!?

あるアメリカの小児病院、数カ所のデータをもとに見てみると、景気後退が始まったあたりから、乳幼児揺さぶられ症候群と見られる頭部損傷の子供が増えて、集中治療室に入った子供のうち、16%は死亡したという痛々しい結果もあるんだそうです。

不況が深刻になるにつれて、家庭環境も厳しくなり、大人は大きなストレスを抱える事になります。そのイライラが子供に向いてしまい、泣き止まない赤ちゃんに対して思いっきり揺さぶってしまう…そんな悲しい側面も見えてきますよね。

イライラを子供にぶつけてしまうのは、実は無意識の時が多い!?

虐待のニュースを耳にするたびに思うのは、赤ちゃんが産まれる事に喜びを抱いていたママが、何かのきっかけで子供を虐待してしまうほど追い込まれる環境に至ってしまったのではないか?という事です。

虐待の理由はさまざまかもしれませんが、そんな追い込まれた状態のママにとっては、赤ちゃんの泣き声ひとつでもイライラの原因になってしまい、それが瞬間的に爆発してしまって、赤ちゃんをもの凄い力で揺さぶってしまう…そんな事もあると思うのです。

「かっとなった状態で、われを忘れて激しく揺さぶってしまうと、こういう重篤な障害が発生するのだと思います」と、小児科医師も無意識に揺さぶりをしてしまっている現状に、危惧しているのです。

泣き止まない赤ちゃん…困った時はこうしよう!

どうしても泣き止まなくて困った時は、1、おくるみに包んで視線を暗くして「シー」と何度も囁く。2、安全なベビーベッドなどに静かに寝かせ、少し離れた位置で気持ちを落ち着かせる。ハーブティーを飲むなどしたらもう一度赤ちゃんの元へ。

イライラやパニックになりそうになったら、この2つを思い出してみてください。ゆったりした気持ちを赤ちゃんに伝えて、お互いにリラックスすることが大切です。




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