乳幼児の噛み付く、歯ぎしり、歯をカチカチ…考えられる原因は何?
子供と一緒に寝ている時、突然「ぎしぎし」と耳障りな音が聞こえてビックリした!なんて経験したパパママさんもいるかと思います。こうした「歯ぎしり」は成長の表れなのでほとんどの場合は心配ないのですが、気になってしまいますよね。歯をカチカチ鳴らしたり、噛み付いたり…一体どうしてなのでしょうか?
子供の無意識の歯ぎしりは、噛み合わせに問題がある!?
テレビを見ながら、遊んでいるときなど、ふと気がつくとお子さんが歯をぎしぎしさせている事はありませんか?
だいだい2才頃になると歯も生え揃うようになりますが、特に一番奥の乳臼歯が生えてくるのがこの頃です。すると、噛み合わせが気になってしまう為に、無意識で歯ぎしりをしてしまうんだそうです。
4〜6才には乳歯が永久歯に生え変わる時期なので、歯ぎしりすることが増えてきます。顎もだんだんと大きくなるので、歯と歯の間に隙間が出来てしまい、ますます噛み合わせは悪くなってしまうのですね。
それを調節するために、子供は「歯ぎしり」をしているのです。歯のバランスを整えるためのこの時期の歯ぎしりは、心配ないと言えるでしょう。
歯ぎしり、歯をカチカチ…もしかすると顎関節症の疑いも?
歯の生え変わり期の歯ぎしりは、心配ないものが多いと思うのですが、子供が虫歯でもないのに痛みを訴えたり、歯がぐらぐらしていたり、寝て起きると顎が動かしずらいなどの症状が見られる時は、もしかすると「顎関節症」かもしれません。
永久歯が生え揃う6才を過ぎてもまだ歯ぎしりをしていたり、歯をカチカチ鳴らしていた場合には、小児歯科を受診して改善していく必要があるでしょう。
乳幼児の噛み付きは、「歯固め」の真っ最中。でも…
歯が生え始める0〜1才頃は、ママの腕に噛み付いたり、おもちゃを噛んだりしますよね。これは、歯が生える時にむずがゆく感じたりするために噛み付くということも考えられます。そんな時は歯固めを与えて、気が済むまで噛ませてあげるのが良いでしょう。
問題があるとすれば、友達とケンカをした時「噛み付いてしまう」という行為です。これが日常化してしまうと、嫌な時がある度に噛み付くようになってしまいますから、早い段階で止めさせる必要があります。
例えば、おもちゃを友達に取られたから噛み付いてしまったときは、「そのおもちゃが使いたかったんだよね」と、その子の気持ちになって言葉で表してあげます。「でも、噛んだら友達は痛いよね?今度は噛まないで、『貸して』って言ってみよう!」と、噛む行為はいけないんだという事はしっかり伝えましょう。
気になる歯ぎしりや歯のカチカチ、噛み付く行為には、ちゃんとした理由があったのですね。どれも成長過程の中で見られるものですから、様子を見ながらお子さんの成長の様子を見守って上げましょう。
友達に噛み付くトラブルは、発覚したらすぐに対処することが大切!決して怒らず、落ち着いてゆっくりお話してあげてくださいね。
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