幼少期の「なぜなぜ期」を大切にしてあげると勉強好きな子になる!
小学校へ入学すると義務教育が始まり、得意、不得意に関わらず一通りの勉強をすることになりますよね。そこでだんだん差が出て来てしまうのは「勉強出来る子」と「勉強嫌い、出来ない子」です。それは、幼少期の「なぜなぜ期」が関係しているのかもしれませんよ?
子供の最初の好奇心「なぜ?」「どうして?」は「勉強への第一歩」なのです
小さい子供はどんな事にも目をキラキラ輝かせて、興味を持って物事を良く見ていますよね。そこには「これってどうなっているんだろう?」「うわあ!キレイな色のトマトだなあ!なんで赤くなるの?」など、大人がスルーしてしまうような事でも知りたくてうずうずしているのです。
その「知りたい!」という気持ち、それが「勉強」なのです。子供自身はまだ幼く勉強しているという意識はありませんが、それは立派な勉強です。そこで大切なのが、「なぜ?」と子供が聞いて来たときの大人の反応なのです。
「なぜ?」と聞かれたとき、あなたはどんな対応をしていますか?
子供の「なぜ?」「どうして?」は、周りの大人になげかけられると思うのですが、あまりにもあたりまえの質問や、時に難し過ぎる質問もあり、全てに答える事はなかなか大変なのですよね。
「今忙しいから後でね」「トマトが赤い?そんなの当たり前なんだよ」…もしかして、こんなふうに答えていませんか???
実は、これは子供を将来「勉強嫌い」にしてしまう可能性のある「答え方」なのです。
なぜなぜ期の子供にとって、疑問を持ったら解決したいと思っているから、パパやママに聞くのです。それなのに、「後で…」「当たり前だから…」とそっけない答えしか返ってこないのでは、子供はとうてい納得出来るはずがないのです。
そうした「そっけない返事」が続くようになると「もう、質問するのは止めよう」と、あんなにキラキラさせていた目が、しょんぼりモードになり、好奇心も減り、「知りたい」気持ちは徐々に無くなってしまうでしょうね。
「なぜなぜ期」、ちょっと大変だけど、きちんと耳を傾けて聞いてあげることが大切です
そんな風にしょんぼりモードになってしまった子供は、小学校へ入学して勉強することになっても、興味が湧かず、面白くない、つまらない…と勉強嫌いまっしぐらに向かってしまうかもしれません。そうならない為にも、幼少期からの子供の「なぜ?」には誠意を持って対応してあげて欲しいのです。
時には、即答できないような難しい質問を、投げかけられることもあるでしょう。「ねえパパ、なんで鳥さんは空を自由に飛べるんだろうね?」う〜ん…なんと答えてあげたら…。
そんな厳しい質問のときは、「なんでだろうね、お家に帰ったら一緒に調べてみようか?」など、図書館で図鑑を借りたり、インターネットで調べてみたりして、子供が納得出来る答え探しを一緒にしてあげたいですね。
「なぜなぜ期」だと、質問も多いのでちょっと大変かも…と思うのは当然だと思います。だけど、この時期に親として子供に真っ正面から向き合うことで、勉強が好きになってくれたら、親として、こんな嬉しいことはありません。頑張ってくださいね!
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