ダラダラ叱るのは逆効果!?「一発」で子供に届く叱り方に切り替えよう!
子供を叱るのは、今後、同じ間違いをしないようにして欲しい…という親の気持ちを子供に伝えるための行為です。だけど、「本当に分かったの?」「ちゃんと聞いているの?」など、ついダラダラと叱り続けていませんか?これはもしかすると逆効果になっているかもしれません。
いつもダラダラ叱られている子供は「慣れ」てしまい、内容が右から左へスルーしていることも…
問題が起こってしまったとき、子供を正しい道へ導く為に親が「叱る」ということはとても大切です。叱られたことにより、子供自身が次は気をつけるようになるのですね。
しかし、毎回親から叱られる時、お説教のようにダラダラと同じ事を何度も繰り返し言われていると、子供は何を叱られているのかが分からなくなってしまい、次第に叱られることに「慣れ」てしまいます。
そうすると、その場しのぎで「もうしません、ごめんなさい」と子供は言うかもしれませんが、結局、叱られている内容が全然頭に入っていないために同じ間違いをして「何度言ったら分かるの!」と、悪循環になってしまうのです。
きちんと叱る時は、服装、姿勢、言葉遣い…を変えて、子供に「何か違うぞ?」と思わせましょう
ジュースをこぼしてしまったなど、ちょっとの注意であればわざわざ服装を変える必要はありませんが、「友達をいつも突き飛ばしてしまう」など、しっかりと言い聞かせて叱らなくてはならない時がありますよね。
そんなとき、ジャージ姿やエプロンを付けたままなど、普段の格好で叱っても説得力を持たせることは難しいのです。普段の格好にジャケットを着るなど少し固めの「服装」をすると、子供は「何だろう?」と気持ちが引き締まります。
そこで今度は「姿勢」です。寝転んだまま、猫背…こんな格好で話をされても、子供は大切な話だと感じません。きちんと背筋を伸ばし、子供の目を見て話しましょう。
叱るときは、「低い声、ゆっくりと話す」のがいいと思います。明るくあっけらかんと話をしたのでは、重い内容も軽く感じてしまい、子供の心になかなか届きません。
「いい?分かった?」は3回まで。分かった様子が子供にあれば気持ちは届いています
どうしても、子供を叱るときにやってしまいがちなのが「分かった?」を繰り返ししつこく聞いてしまうことではないでしょうか?
親は「本当に分かったの?もう絶対にしないと約束する?」と問いつめ、子供が猛反省した態度で「もうしません」と言葉にするまで許せません。
問題を起こして失敗して、子供が「悪かった」と思ってくれればいいはずですよね。無理に説得しようとしつこく言っても、親への不信感が募ってしまうだけですよ。子供が反省しているのが伝わってきたら「今度は気をつけてね」と、励ます言葉で締めくくりましょう。
服装、姿勢、言葉使い、これを正して「もうしないでね!」と言えば、子供はきっと分かってくれます。叱るのは最小限にして、子供の理解力を信じましょう!
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