子供に「自分を知る」機会を与えていますか?親の押しつけは子供の希望を奪ってしまう!?
幼児期のお子さんを持つパパママにとって、わが子がどんな大人になるのか心配、あるいは、こんな大人になって欲しいという願いを持っていると思います。そうした気持ちが大きすぎてしまうと、「子供の為に…」とあれもこれもやってあげたいと思いますよね。でも、それが続くようでは子供自身が「自分を知る」機会を奪ってしまっているかもしれませんよ。
「あ〜じれったい!」子供が出来るのを待っていられないのは、子供の「できた!」を奪っています
赤ちゃんに頃から全てのお世話をしてきたパパママにとっては、わが子が1才〜2才ころに成長して自分で出来ることが増えてきたことに、大きな喜びを感じていることでしょう。
しかし、洋服の着替えなど、まだまだひとりでは不完全なことも多いので「あ〜見てられない!」と思わず途中で手伝ってしまうこと、ありませんか?子供に任せていたのでは時間もかかり過ぎるし、じれったくなってしまう気持ちは良く分かります。でも、子供は出来ないことをできるようにするために頑張っているのですから、ここはじっと見守ってあげることが大切なのです。
親が手伝ってしまうと、子供の「できた!」を奪ってしまうだけでなく、何でも親を頼るようになり、いつまでたっても自立心が育たなくなってしまうでしょう。
今の自分が「ここまでは出来るんだ!」と子供自身が知ることが出来ると、さらに出来る事を増やそうと、チャレンジする気持ちにつながっていくのですね。
「こっちの方がいいんじゃないの?」子供の希望も聞かずに考えを押し付けるのは止めましょう
小学校に上がると国語や算数など、お勉強が始まりますよね。パパママが気になるのは、やっぱりお子さんの成績ではないでしょうか?
国語の点数はいいけど算数はまるでダメ…そうすると親としては「計算頑張んなきゃ!」「どうして分からないの?」などと出来ない科目にばかり目がいってしまい、子供の希望も聞かないで「算数」にばかり力を入れようとすると思います。
でも、当然のことながら、人間にはそれぞれ得意・不得意がありますから、多くの教科を学んでいく中で「自分はこれが得意だ!」と見つけるために小学校からの学びがあるのではないでしょうか。
出来ないことばかりを責めていたのでは、出来ることをさらに伸ばしてあげるチャンスを失ってしまうかもしれません。まずは「良く出来たね!」と褒めてあげてください。出来ない事は「出来るようになるまで待つ」ことも必要なのだと覚えておきましょう。
「自分自身を知る」ことは時間が必要なのです
学校の勉強だけに限らず、自分の好き、嫌い、得意、不得意を知ることは、多くの時間がかかる事です。時に子供自身、何が好きなのか迷う事もあるでしょう。そんな時は「こんな方法もあるみたいだよ!」と、押しつけではない提案をしてあげると、子供もそれをヒントに新しい何かを見つけるきっかけになるかもしれません。
子供自身が素晴らしい希望を見つけられるように、じっくり待つ姿勢で見守ってあげてくださいね。
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