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「間違った褒め方」をしていると「わざと出来ないフリをする子供」になる?

   

illust1134子供だけに限らず、人間は「褒められたい」という欲求を持っていますよね。大人になってからだって「その髪型ステキ!」と言われるだけで、嬉しい気持ちになってしまうものです。だけど、子供に間違った褒め方をしていると、「頑張れるのに頑張らない子」になってしまう可能性があるのです。

子供が「1番になりたい!」と思うのは「褒められたい」という承認欲求があるからです

幼稚園の運動会でかけっこ競争があったとき、「1番になれるといいね!」と声をかけたり、実際1番になったときには「やった〜すごい!」と大喜びすると思います。こうしたパパママの反応は、子供にとっても嬉しいものなので、子供は「また褒めてもらいたい!」という承認欲求が生まれます。

頑張ったことに対して子供を褒めることは、さらにやる気を起こさせたり、自信を持つ事が出来たりして自己肯定感にもつながりますから、とても良いことですよね。

ただ、ここで「間違った褒め方」をしてしまうと「褒められるためなら何でもする」といった、ねじ曲がった考え方の子供になってしまうので注意が必要なのです。

かけっこで1番にはなれないけど…ビリになって褒められたい!

人には得意、不得意があり、時に一生懸命頑張っても報われないこともあります。かけっこで1番になりたいと思って努力しても、なかなか取れるものではありませんよね。

ある時、「最後まで一生懸命諦めずに走っている○○くん、頑張って下さいね!」とアナウンスが流れ、場内からは拍手で応援する人でいっぱいでした。それを見ていたある子供は、1番を目指すのではなく、ビリになって褒められたいという欲求にかられてしまいます。自分はいつも3番、4番で、誰からも褒めてもらえないからです。

そこで、わざとビリになって「頑張って!」とみんなに応援してもらうことで満足してしまう、そんな心理になってしまったのでしょうね。

「1番」という称号は素晴らしいと思いますが、わが子が3番、4番だとしても、一生懸命走ったことを褒めてあげるべきです。結果よりも、頑張りを認めてあげないと、この子供のように「褒められるためなら…」と手段を選ばないような行動をしてしまうかもしれません。

自分を犠牲にしてまでも「褒められたい」子供…素直な部分が出せなくなってしまうかもしれません

「やっぱりお兄ちゃんだから、弟におもちゃ貸してあげてえらいね!」こうした言葉もよく使うと思います。褒められたお兄ちゃんも誇らしい気持ちになるでしょう。ですが、本心ではおもちゃを毎回貸すことが苦痛になっていたとしたらどうでしょうか?

「お利口だね」と褒めてもらいたくて、自分の気持ちと裏腹な行動をし続けているとすると、この子はどこかで弟に対して「お前のせいだ」などと存在を疎ましく思ってしまいかねません。

「たまにはお兄ちゃんがずっと使っていいんだよ」と、我慢しなくてもいいことを伝えてあげると素直な気持ちも出すことが出来るので、「今日は使っていいよ!」と、本心から貸してあげられるようになるでしょう。

「褒めて育てる」ことは大切ですが、その使い方には少し注意をしていきましょうね。




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