子供がパソコンやスマホゲームに夢中。子供の視力は大丈夫?
2015/07/27
時代の流れに伴って、最新機器はどの家庭においても気軽に使える便利なアイテムとして定着しました。
とくにパソコンやスマホなどは、今では小さな子供でも使いこなせてしまうほど。
だけど、まだまだ体も未成熟な子供の「目」にとっては悪い事だらけなのです。
「スマホをやってると、おとなしいから」は危険です
大人が楽しいと思うものは、子供にとっても魅力的なものです。ほとんどのパパママが持っているスマートフォンには、好きなアニメの動画だったり、ゲームのアプリだったり、面白いものがいっぱいで、子供の興味を惹き付けます。
最新機器でも、子供は使い方をすぐに覚えてしまいますから、ママがお買い物をしているときや、ランチでママ友と盛り上がってる時にスマートフォンを渡しておくと、そこでじっと静かに遊んでくれるので、ママは安心して買い物やランチに専念できます。だけど、それはとても危険なことなのです。
ディスプレイを見続けると起こる症状「VDT症候群」
そうして夢中になってゲームなどをする子供は、目と画面との距離が近くて、ディスプレイ画面を凝視しつづけていることが多いのではないでしょうか。
このことが「目」へのダメージを与えている事は明らかで、長時間見続けていることで 起こる症状は、眼精疲労はもちろん、ドライアイや近視なども引き起こすと考えられています。
こうした症状は「VDT症候群」と呼ばれ、角膜炎や結膜炎な どの原因になり、ひどくなると吐き気を訴える人もいるそうです。
小さい子供の視力、一度悪くなると回復するのは難しい
子供にとって、「視力」を自覚すること自体が難しいので、知らず知らずのうちに視力が低下してしまうことがあるそうです。子供の近視などは進行も早いので、気づいたときには相当視力が悪くなっていた…という話も聞きます。
もちろん、「VDT症候群」だけが原因だとは思いませんが、時間も制限しないでゲームをしたり、スマートフォンを見させることは、子供にとっては視力を悪くするリスクが高いと言わざるをえません。
きちんとルールを作って守らせる。それが「目」を守ることに
だからといって、ゲームもスマートフォンもパソコンも、全く使わせない生活などはやっぱり出来ないのが現実ですよね。ですから、きちんとそこに「ルール」を作って、時間を決めて使うようにすればいいのです。
どうしても長時間使わせることになりそうな時は、「目」の休憩時間を作ることも、とても大切です。これからどんどん成長していく子供にとって、「目」を守ってあげることは、親としての責任だと思うのです。
楽しいのは最新機器だけじゃない!自然をたっぷり味わって!
こうした最新機器は、子供にとっては刺激的で面白いから、ついつい長時間やりたくなってしまうものです。
だけど、もっと外にも目を向けましょう!そこには豊かな自然、山、川、海、空。体全部で感じて欲しいものがたくさんありますよね。大人が率先して外へ連れ出してあげて、外で遊ぶ楽しさもレクチャーしてあげましょう!
それが「目」を守る一番の近道かもしれませんね。
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