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「叩いちゃダメ!」は効果なし?友達に手が出てしまった時の対処法とは?

   

illust831子供同士で遊んでいるとき、わが子がお友達を叩いてしまってビックリしてしまったこと、きっとあると思います。思わず「叩いちゃダメ!」と言い聞かせると思いますが、この言葉だけでは、今後もまた友達に手が出てしまうかも知れません。では、どうしたらいいのでしょうか?

自分の思いを伝えることが出来なくて「叩く」という行動になってしまいます

「そのおもちゃが使いたい!」友達が使っているおもちゃを見て子供がそう思ったとき、「叩く」「奪う」など、乱暴な行動をしてしまうことがあります。

これは、子供の「使いたい」という衝動と気持ちが先走ってしまい、言葉で自分の気持ちを相手に伝えることを、まだ理解していないからだと考えられます。「叩く」ことは暴力行為ですから、親は当然その行為を止めさせますが、ただ「ダメでしょ!」という言葉だけで終わらせてしまっていないでしょうか?

「叩くのは悪い事」だけど、おもちゃを使いたいときはどうしたらいいの?

たいていの場合、「叩く事は悪い事」と子供に教えると思うのですが、今回の場合は「友達のおもちゃが使いたい」ということが発端になっていますよね。その問題解決方法が分からない限り、子供はまた同じように友達を叩いてしまうのです。

ですから、ここで「どうしたらいいかな?」と子供と一緒に考えることが大切になります。難しいことを言っても子供は理解できませんから、できるだけ簡潔に説明してあげましょう。

「叩くと痛いよね、自分がされたらイヤだよね」

「おもちゃ『貸して』と言ってみよう」

「貸してくれたら嬉しいね。『ありがとう』って言おうね」

こんなふうに具体的に提案してあげることで、子供はスムーズに行動に移すことができますし、実際貸してもらえたら嬉しい気持ちも味わう事ができるでしょう。こうした経験が増えていくことで、「叩いて問題解決する」といった暴力行動が減っていき、対人関係の大切さを覚えていくのですね。

お人形遊びで「ロールプレイング」してみよう!

友達とトラブルになる原因はさまざまな場面で無数にありますから、必ずしも同じ方法で解決できるとは限りませんよね。そこで、いろんな場面を想定して、お人形を使った「ごっこ遊び」で、シミュレーションしてみるというのはいかがでしょうか?

順番を守ること、意地悪を言って泣かせてしまった…そのときに取るべき行動を、ママがお人形を通して行動して見せてあげることで、実際トラブルが起こった場合に「お人形遊びのとき、こうして解決できたんだった」「じゃあこうしたらいいかな?」と考えるきっかけになるでしょう。

子供が友達を叩いたら「ダメ!」だけではなくて、「じゃあどうする?」という問いかけを付け加えましょう。そこで考えて行動することを覚えていくと、相手の気持ちも次第に理解できるようになるので、自然と「優しい子」に育つのですね。

子供が問題解決方法に迷ったときは、いろいろ提案してあげてくださいね。




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