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暑い夏にご用心!子供の大敵「あせも」を防ぐ方法3つ

   

illust3086じめじめした梅雨が終わるとやってくる暑〜い夏!レジャーも楽しくてわくわくしますが、汗をかくこの季節は子供にとっては「あせも」になりやすいので油断できません。一度なってしまうとかゆくて掻きむしる子供が可哀想…。3つの方法を覚えておいて、あせもにならないように注意したいものです。

室内温度に気をつけて!温度と湿度を快適に保ちましょう

やっぱり夏はエアコンが大活躍ですが、ただ付けているだけではありませんか?人が夏に感じる快適な温度は27〜28℃、快適だと感じる湿度は50〜60%なんだそうです。これを目安に家庭のエアコンを設定することをオススメします。

さらに、エアコンと同時に扇風機も使うと節電効果も期待できます。

寝苦しい夜などは寝汗をかき、「あせも」の原因にもなるので、エアコンが苦手という場合には、水枕や冷却シートなどを上手に利用すると涼しく寝付くことができるでしょう。冷却効果のある布団などもあります。

汗をかいたら洗い流す!汗の出口をふさがないように注意しましょう

夏に子供とお出かけをして帰って来たときなど、汗でびちょびちょになっていることがありますよね?その状態では、汗の出口は皮脂汚れでふさがれてしまっているので、さらに汗をかくことが出来ません。そうすると炎症をおこして「あせも」になってしまうのです。

家にいるのであれば、シャワーなどで子供の汗を流してあげましょう。このとき、熱いお湯だと皮膚のうるおいを奪いやすいので、ぬるめのお湯がいいでしょう。水鉄砲などのおもちゃを用意しておいて、水遊び感覚で汗を流すのも楽しそうですね。汗をかいたときは、なるべく体を清潔に保つことが「あせも」予防にはかかせません。

「ゴボウ」があせも予防に効果抜群だって、知ってましたか?

あせも予防にゴボウが効果的だったなんて、ちょっと意外な気もしますが、ゴボウに含まれるセルロースやリグニンが腸内の善玉菌を増やす働きがあり、腸内環境が改善されると肌を健康に保つ効果があるんだそうです。さらに免疫機能を活性化させる働きもあるので抗炎症作用もあり、あせもを予防してくれるのです。

もっというと、タンニンには制汗作用もあるので、汗が原因のあせもには、絶大な予防効果があるのですね。ちょっとびっくりです。

他にも、魚に含まれる脂肪酸、緑黄色野菜のビタミン、塩のミネラルもあせもに効果的なので、覚えておくといいですね。

 「汗」は体の体温調節をしてくれる大切な役割を担っているのです

「あせも」を防ぎたいからといって汗をかかないようにするのは考えものです。赤ちゃんのころから汗をかかない生活をしていると、汗腺が開かないので体温調節がうまく出来ない体になってしまいます。

汗をかくことは体の正常な働きです。夏場に汗をかいたときの対処をしっかりすることで、「あせも」は防げるのですね。

気持ちのいい夏を過ごす事ができるように、工夫して夏を乗り切っていきましょう!

 

 




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