親の行動が子供の好奇心を奪ってしまうかも?「無意識過保護」に要注意!
自分でいろいろ出来るようになる2〜3才ごろは、親としては心配な時期でもあるし、成長を感じられる時期でもありますよね。「私は過保護に育てるようなことはしない!」と思っていても、実は気がつかないうちに「過保護行動」をしていまっているパパママ、実はとても多いのです。
「ここは危ないね」「ここは登ったらダメよ」子供がトライする前から決めつけていませんか?
大型遊具のある公園に遊びに来たとき、子供にケガをさせてはいけないとまずは親がくまなくチェックをし、「ここは危ないからダメ」などと遊ぶ前から危険な箇所を決めて、子供を遊ばせないことありますよね?もちろん、子供の安全のために必要なことではありますが、あまりにも「あれもダメこれもダメ」と、言い過ぎることは考えものです。
「そんな高い場所!危ないから降りて!」いつも危険を回避されてしまうと、子供は「ここから飛び降りると痛いかな?このくらいなら大丈夫かな?」という経験を奪われ、身体感覚による判断をすることが出来ません。
ちょっと危険と感じる場合でも、親が側についてジャンプをさせてあげましょう。低い場所からだんだんと高くしていくと、チャレンジする気持ちも一緒に育っていきます。
「ケンカしちゃダメよ!」「仲良く遊ぼうね!」まるで呪文のように繰り返し言っていませんか?
お友達と仲良く遊んで欲しいのは、親ならば誰もが願うことです。ケンカしていないかな?…心配する気持ちも良く分かります。しかし、毎日毎日、呪文のように「今日も仲良くね!」と繰り返し言っていたのでは「仲良く遊ばなくちゃいけないんだ…」とお友達とのトラブルを避けて生活するようになってしまいます。
子供は、子供同士のケンカやトラブルから、思い通りにならない場合どうしたらいいか?自分の気持ちを相手に伝える方法は?などの「社会性」を学びます。ですから、それを避けて大きくなってしまうと、大人になってから対人トラブルが起きても、対処できない人間になってしまうでしょう。
「ケンカしたら仲直りしてね!」くらいの気持ちで見守ってあげることが大切です。あまり頻繁に口出しするようなことは止めましょう。
「出来ないから…」と手伝ってしまうこと、多くありませんか?
幼い子供は何をするにも手助けが必要なことが多いですよね。着替え、靴、ご飯…どれもだんだんと自分の力で出来るようにしなくてはなりません。でもあまりに時間が掛かってしまうからと手伝ってしまうことはありませんか?子供は時間をかけて覚えていくものです。ここでは手を出さずにじっと見守ってあげましょう。ひとりで出来た時の喜びは自己肯定感に繋がり、成功体験は次にチャレンジする好奇心を育てます。
いかがでしたか?心配が度を過ぎると、子供が自分から「これやりたい!」という好奇心を無くしてしまうのですね。手出し口出しする前に、まずは子供にチャレンジさせてさまざまな体験をさせてあげましょう。
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